
「エアコンが効かない」
「壊れたかも」
「修理してもらおうかな」
「買い替えるよりは安上がりだし」
と思っているそこのあなた!
確かに大抵の場合は、買い替えるよりも何倍も安い費用で修理してもらえます。しかし、エアコンの状態によっては買い換えた方が安上がりなケースも多々有ります。
そこで今回は、エアコンの状態別に修理費用がどれくらいかかるかをご紹介します。
点検だけでもお金がかかる
本題に入る前に1つだけ。
エアコンの調子が悪いからと言って、必ずしも修理が必要というわけではありません。でもそんなこと私たち素人には判断できませんよね。
その場合は、業者さんに点検だけお願いすることもできます。ただし、点検だけでも5,000円くらいかかるので注意してください。内訳は以下の通りです。
- 出張費用:2,000円~
- 点検費用:3,000円程
部品1個当たり1万円!?
1.部品は大体5千円~1万円
さて、ここからが本題。
エアコンの修理は、壊れた部品を取り替える作業です。修理費用のほとんどは新しい部品の代金になります。
一口に部品と言っても
- 基盤
- IC
- モーター
- フィルター
- ファン
など色々ありますが、どれも大体5,000~10,000円くらいだと思ってください。「最近少し調子が悪い」程度なら、複数個所壊れていることは少ないので、修理費用は10,000~15,000円で済むと思います。
2.部品が無い場合は別
ただし、長く使っているエアコンだと替えの部品が無いこともあるので注意してください。修理部品の保管期間はルームエアコンだと10年程です。それ以上経っている場合は買い替えてください。
エアコンがこんな感じの場合、修理費は5万円以上
「部品1個当たり5,000円か」
「買い替えより修理の方が安いな」
と思っているかもしれませんが、以下の様な場合は修理に5万円以上かかる可能性があります。
- 冷房なのに温風が出てる
暖房なのに冷風が出てる - エアコン動かすとブレーカ落ちる
- 2年以上調子が悪い
1.冷房なのに温風 or 暖房なのに冷風
まず一つ目はこれ。よくありますよね。
「冷房効かないなぁ」と思ったら風が温かったとか。これは冷媒ガス(熱を運ぶガス)が切れると起きる現象です。これは基本的にガスを補充すれば直ります。
しかし、ガス漏れしている場合は話が別です。ガス漏れ箇所の特定と溶接だけで50,000円以上かかります。しかもガス漏れは再発する可能性が高いので、結局10万以上かかってしまうケースも多々有ります。ガスを補充しても治らない場合は買い替え時だと思います。
2.エアコンを動かすとブレーカーが落ちる
そして次に多いのがこれ。
電化製品を一度に使い過ぎるとブレーカーが落ちることがありますが、エアコンは関係ありません。なぜならエアコン専用のコンセントから電気をもらっているから。
にもかかわらず、エアコンをつけるとブレーカーが落ちるということは、エアコン内部でショートや漏電が起きていることになります。この場合も5万円以上費用がかかるケースが多いので要注意です。
3.2年以上調子が悪い
最後に、
「定期的に掃除をしている」
「室外機も掃除している」
「ガスも補充している」
にもかかわらず、2年以上ずっとエアコンの調子が悪い場合は、複数箇所壊れている可能性大です。1部品なら5,000~10,000円で済みますが、これが5,6か所ともなると5万円以上。これも買い替えた方が良いと思います。
エアコンを取り替えたほうが安いかも
少し調子が悪い程度なら、メーカーに問い合わせて修理してもらえばいいと思いますが
- 冷房なのに風が温かい
- 暖房なのに風が冷たい
- 2年以上調子が悪い
- ブレーカーが落ちる
- エアコンが古い
この中でどれか1つでも当てはまるなら、買い換えを検討しても良いと思います。
今回は修理費用だけにしか触れませんでしたが、もしエアコンの買い替えを考えているなら、こちらのサイトでエアコンの取替え工事費用も調べてみることをおすすめします↓
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