
ゴキブリ駆除の面倒臭い所は、どう駆除するかよりも、駆除した後の死骸の処理だと私は思いますの。ゴキブリってしばらくビクビク動いているから、気持ち悪いですわよね。そこで今回は、「とにかく虫が苦手」という同士に向けて、駆除したゴキブリを触らずに、かつ間近で見ること無く処理する方法を2つ紹介いたしますわ!
ゴキブリの死骸をトングで捨てる
一番簡単な方法はトングでゴキブリを掴んで捨てる方法ですわ。トングという言葉に耳馴染がない方は、ゴミ拾いをしている人を想像してくださいまし。彼らはゴミを拾う時、大きなピンセットを使いますよね。あのでかいピンセットがトングですわ。
上の画像は千吉のグリップ付トングですの。全長75㎝で恐らく市販製品の中で一番長いトングですわ。大きめの傘くらいの長さですので、これなら、ある程度の距離をとりつつ処理することができますの。
トングは先端の形状も多種多様ですので、ゴキブリなどの大きな害虫はもちろんのこと、クモやハエなど小さな虫の死骸処理にも使えますわ。
モンスタードライヤーでゴキブリの死骸を吹き飛ばす
2つ目の方法は、大風量ドライヤーで死骸を触らずに処理する方法ですの。例えば家の中でゴキブリを殺したあと、ドライヤの風で玄関まで死骸を押してくださいまし。あとはドアを開けて屋外においやれば、鳥などが死骸を処理してくれますわ。
私のおすすめドライヤーは、小泉成器のMONSTERこと「ダブルファンドライヤーKCD-W701」ですの。
風量は、なんと2㎥/分!……って言われても分からないですわよね。通常の大風量ドライヤーが1.3㎥/分なのでその1.5倍の風量ということになりますの。
実際に試してみたところ、小さいサイズ(1㎝)は吹き飛びましたわ(笑)。思いの外吹き飛びますので、ソファや冷蔵庫の下に行かないように注意してくださいまし。3㎝級の大ゴキブリともなると吹き飛ばせはしませんでしたけれど、ちょっとずつ押して外に押し出すことに成功しましたわ。
ゴキブリの死骸処理の注意点
◆死骸放置はNG
大型家具や家電の下で永眠したゴキブリは、処分するのに手間がかかりますわ。しかし、面倒臭いからと言って、そのまま何もせず放置しておくと大惨事になりますわよ!
なぜなら、その残りかすは仲間のエサになるからですの。殺したゴキブリを放置することは、生ごみを裸で置いておくようなものですので、当然他のゴキブリが集まってきますわ。
もし、ゴキブリが冷蔵庫の下に行ってしまった場合は、こちらの方法がお試しくださいまし。
◆ゴキブリの卵
また、ゴキブリは死の危険を感じると、卵を産むことが多いので要注意ですの。卵は、約1㎝の黒いカプセル状をしていますわ。
周囲に、それらしきものが落ちていた場合、羽化する前に速やかに処理する必要がありますの。処理する際は熱湯をかけるなどして、必ず卵の中身まで駆除してから捨ててくださいまし。
◆ゴキブリのフンは、細菌の塊
また、周りにゴキブリの糞が落ちていないかも調べてくださいまし。大きさは1~3mmくらいで、見た目はゴミと見分けがつきませんの、しかし、独特の悪臭があるのですぐ分かると思いますわ。
ゴキブリのフンには、赤痢菌などの細菌が多数生息していますのでとても危険ですわ。素手で触ると感染し、血便や食中毒を発症しますので、処理する際は必ずビニール手袋を着用してくださいまし。
ゴキブリの死骸を掃除機で吸い取る際は○○必須!
今回はゴキブリを触らずに処理するアイテムとして、
- トング(長さ75㎝)
- モンスタードライヤー(風量2㎥/分)
を紹介いたしましたが、実はもう1つありますの。それは掃除機です。なぜ今回紹介しなかったかと言いますと、「掃除機で吸いこんでもゴキブリは中で繁殖するから」ですわ。
でも、使い方によっては上手くゴキブリを処分することもできますの。詳しくはこちら!
⇒ 【中で繁殖して出てくる!?】ゴキブリを掃除機で吸った時の対処法