
ガス代が高い原因はどこか?
電気と違って、ガスは使う場所が限られていますから、原因の特定は簡単です。
- 台所
- 浴室
IHを使っていたりすると、もう浴室しかありません。つまり、ガス代を節約したいなら、「お風呂の入り方」を工夫すればいいんです。
今回は、私が実践している「エコ風呂」の入り方をご紹介します。たったこれだけで、ガス代を大幅に減らすことが出来ますよ。
「シャワーだけ」より「湯船につかる」方が安い時もある
本題に入る前に1つだけ。
「シャワーだけにすれば、浴槽にお湯を溜めない分、安く済む」というのは、誰もが思っていることだと思います。私もそう思います。
しかし、必ずしも安くなるとは限らないことを、忘れてはいけません。
1.冬は風呂の方が安い
というのも、冬はお風呂に入った方が、ガス代はむしろ安くなるんです。だって寒いから。シャワーだけで暖まろうとすると、ずっとシャワーを出しっぱなしにしなければいけません。
結果的に、浴槽を溜める以上の量のお湯を使うことになるので、ガス代は高くなります。
2.風呂に入るなら、シャワーは極力使わない
もちろん、湯船につかる場合は、シャワーを使うのは極力控えましょう。
- 湯船でのぼせるくらい暖まる
- 使わない時はシャワーを止める
- 湯船のお湯で体を流す
こういうちょっとした工夫で、ガス代はガラッと変わります。
お湯を沸かしちゃダメ!
さて、ここからが本題です。
1.お湯をはる方法は2つ
お風呂にお湯をはる方法は、2種類あります。
- お湯を沸かす
- お湯を溜める
「お湯を沸かす」派の人は、「お湯を溜める」派への乗り換えをおすすめします。だって、ガス代超高いんだもん。
2.時間と金がかかる
なぜ「溜める」より「沸かす」方が高いのか。それは単純に、「沸かす」方が時間がかかるからです。これは給湯器の性能にも依るとは思いますが、大体、2~4倍もの時間を要します。
お湯を溜める動作と沸かす動作は、ほぼ同等のガスを消費しているので(電力は違う)、時間がかかる「沸かし」の方がガス代が高くなります。
追い炊きもしない
1.追い炊きはコスパが悪い
「沸かす」行為がコスパが悪いなら、「追い炊き」も同じです。なので、ちょっとお湯が冷めてしまったからと言って、安易に追い炊きしないでください。
2.お風呂を保温して、追い炊き回避
とはいっても、春先・秋・冬となると、「お湯を溜めても、すぐ冷めてしまう」という家もあると思います。私の家もお風呂場が寒く、冬場は、服を脱いでいる間に、お湯がぬるくなってしまいます。
そういう場合は、
- 保温シートを使う
- 換気扇を止める
- ふろっキーと使う
などして、浴槽を保温すれば、追い炊きする必要が無くなるのでおすすめです。詳しくはこちら!
自動でお湯を入れない
お湯は溜めた方が良いとはいっても、「自動で溜める機能」はおすすめしません。確かに、温度と湯量を設定して、「自動」ボタンを押すだけで、勝手にお湯が溜まるというのは便利ですが、これはガス代だけでなく、電気代もかさみます。
ちなみに、私は湯量を見ながら、手動でお湯を入れています。
今回は、ガス代の話なので、あまり深く掘り下げませんが、この自動で溜める機能、
- 温度調節
- 湯量調節
が全て自動で行われているため、物凄い電力を消費するんです。
ガス代を節約しても、その分、電気代が高くなったんじゃ本末転倒ですからね。これに関しては、別の記事で詳しく紹介しているので、気になる方はどうぞ。
エコ風呂?
- お湯は沸かさず溜める
- 追い炊きはしない
- 自動で入れない
「エコ風呂」なんて謳っていますが、ふたを開ければこんなものです。しかし、これを知っているか知らないかで、ガス代は大きく変わります(電気代も)。
こんばんは
今年から一人暮らしを始める者です。
自動の風呂沸かしって意外と電気を使うんですね。
びっくりしました。
良いウェブサイトなので、いつでも参考にしたいと思います。