
最近は、「保証会社への加入」を入居条件としている賃貸物件が多いですよね。これだけ聞くと、誰でも入れそうな感じがしますが、保証会社に入るには審査をパスする必要があります。そしてこの審査が意外と厳しいんです(私は5度落ちました)。
でも大丈夫。
「審査に通らない原因」さえ分かってしまえば、保証会社なんて一瞬で加入できますから。今回はそれをご紹介します。
支払い能力の信用性は、収入だけで判断しない
保証会社の仕事は2つ
- あなたが滞納した家賃の立て替え
- 大家の代わりに家賃取り立て
そして保証会社が探している加入者は、どちらの仕事もやらずに済みそうな人(家賃を滞納しない人)です。なので、「支払い能力」は重要な審査基準となります。
1.家賃は収入の25%
「家賃を払えるだけの収入がある」
「なのに審査に落ちた」
という人は、月収(手取り)と家賃の比率を見てください。もし家賃が手取りの25%以上なら、もっと安い物件を探しましょう。
「家賃は収入の30%」
という説もありますが、保証会社の人の話では「25%以内」が望ましいそうです。
2.職業が安定しているかも判断材料
次に職業。
今は十分な支払い能力があっても、半年後もそうとは限りません。「未来の支払い能力」を判断する上で、一番参考になるのが職業です。職業が安定している(公務員など)程、審査に通りやすくなります。
こういうことを言うと……
「フリーターはダメなの?」
と思うかもしれませんが、そんなことはないので安心してください。職業は数ある判断材料の1つに過ぎません。だって無職でも審査をパスできるんですから↓
「審査に通りにくい物件」というのがある
保証会社は、「あなた」だけではなく「あなた住もうとしている物件」も審査します。そして「審査に通りにくい人」がいるように、家にも「審査に通りにくい物件」というのがあるんです。
1.家賃が高い物件は嫌
家賃が高い物件は、それだけ滞納時に払う金額が大きくなるので、収入の25%以下でも保証会社は嫌がります。「家賃が高い」というのは、「その地域の相場より大幅に高い」という意味です。
まぁ、これだけで落ちることは少ないと思いますが、落ちる原因の1つではあるので頭に入れておいてください。
2.敷金0の物件も嫌
そしてもう1つ。
敷金0の物件も嫌がられます。
敷金は、退去時のクリーニング代に使われるイメージが強いですが、退去時に家賃を滞納していた場合は、その滞納分も敷金から差し引かれるんです。
つまり、敷金は保証会社の負担を減らすシステムでもあるので、ちゃんと敷金がある物件を選んだ方が良いと思います。
でも一番大事なのは、人間性
保証会社の審査に落ちる理由として、まず最初に考えられるのは
- 家賃が手取りの25%以上
- 職業が不安定
- 家賃が高い
- 敷金が0円
などです。これらに心当たりがない場合はこちらをご覧ください。
⇒ 【収入は十分あるのに!】賃貸保証会社の審査に落ちる人の特徴