

3月は引越しの繁忙期です。なので引越し料金の相場は1年で最も高く、荷物が多くて長距離だと50万円近くになることもあります。でも実は、3月の中でも安い日はあるんです。
そこで今回は以下の3つを紹介します。
- 条件別!3月の引越し料金相場
- 3月で最も引越し料金が安い日
- 一番安い引越し業者の探し方
私は転勤が多く、これまで10回以上引越しをしてきました。3月に引越したことも何度かあります。今回はその実体験と、最新の見積もり結果(画像あり)を踏まえて解説していきます。
3月は引越す人が多いので、安い引越し業者は人気ですぐ予約がいっぱいになってしまいます。直前に予約しようとすると高い業者しか残っていません。僕は以前、3月末の土曜日に引越す際、1週間前に見積もり依頼したら50万円と言われたことがあります。
安く引越ししたい人は、ぜひ最後までお読みください。
条件別!3月の単身引越し料金相場
引越し距離・荷物量ごとの引越し料金の相場は以下のとおりです。
荷物少 | 荷物多 | |
---|---|---|
10km 東京-東京 | 70,197円 | 94,615円 |
100km 東京-茨城 | 167,736円 | 193,526円 |
400km 東京-大阪 | 380,449円 | 456,729円 |
ちなみに、10kmは「東京都中央区→中野区」、100kmは「東京都中央区→茨城県水戸市」、400kmは「東京都中央区→大阪府中央区」で引越し業者に見積もりを取りました。
また、荷物少はダンボール10箱程度、荷物多はダンボール10箱+冷蔵庫+洗濯機+シングルベッドと設定しました。
実際の見積もり結果はこんな感じです(左が荷物が少ない場合、右が荷物が多い場合の見積もりです)。
【東京都中央区→中野区(10km)】
【東京都中央区→茨城県水戸市(100km)】
【東京都中央区→大阪府中央区(400km)】
引越し料金は引越し先の住所や荷物の量によってかなり変わってきます。正確な料金を知りたい人は、無料一括見積もりサイトをご利用ください。対応可能な引越し業者の料金と口コミを確認できます。

確かにそういう「ヤバいサイト」もありますが、上の画像のように無料でネット上で料金や口コミを比較できる「優良サイト」もあります。詳しくは以下のページで解説しているので、正確な料金を知りたい人はどうぞ↓
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3月で最も引越し料金が安い日
引越し料金は日によって違います。引越しする人が多い日は料金は高くなり、引越しする人が少ない日は料金が安くなるんです。
特に3月は、日によって引越し料金が万単位で変わってくるので注意が必要です。
3月の引越し料金は上旬<中旬<下旬
一般的に引越し料金は上旬<中旬<下旬になることが多いです。繁忙期の3月は特に差額が大きいです。長距離の場合は10万年単位で料金が違います。
上旬 | 中旬 | 下旬 | |
---|---|---|---|
10km 東京-東京 | 44,259円 | 58,492円 | 70,197円 |
100km 東京-茨城 | 98,743円 | 131,915円 | 167,736円 |
400km 東京-大阪 | 189,413円 | 258,979円 | 380,449円 |
3月末は引越す人がめちゃくちゃ多いので、引越し料金もすごく高くなります。できれば上旬に引越すようにしましょう。
どうしても3月下旬(3周目の土日以降)にしか引越せない人は、遅くても1ヶ月以上前に予約してください。そうすれば早割で数千円は料金が安くなります。
引越し料金は平日<土日祝日
一般的に平日より土日に引越す人が多いので、土日の方が引越し料金が高くなる傾向があります。それは3月も同じです。
平日 | 土日 | |
---|---|---|
10km 東京-東京 | 63,676円 | 70,197円 |
100km 東京-茨城 | 157,086円 | 167,736円 |
400km 東京-大阪 | 352,847円 | 380,449円 |
ただ、3月下旬(3周目の土日以降)は春休みということもあり、平日も土日と同じくらい料金が高くなってます。注意してください。
余談ですが、最近は仏滅でも大安でも料金はそんなに変わりません。昔は「大安は縁起が良い」「仏滅は縁起が悪い」みたいに言う人が多かったので、大安は引越し料金が高くなり、逆に仏滅は安くなる傾向がありました。でも今は六曜を気にする人が少なくなったのか、大安・仏滅で相場がそんなに変わりません。
15時以降は引越し料金が安くなる
また、時間帯によっても引越し料金は変わってきます。一般的に午前中に引越す人が多いので、午後の方が引越し料金は安いです。
午前 | 午後 | |
---|---|---|
10km 東京-東京 | 70,197円 | 66,837円 |
100km 東京-茨城 | 167,736円 | 164,436円 |
400km 東京-大阪 | 380,449円 | 363,555円 |
繁忙期の3月は午前と午後で料金相場が数千円も変わってきます。安く引っ越したい人は午後をおすすめします。特に15時以降は引越し料金が安くなりますよ。
ただし、午後に引越すと時間がずれ込んで夜遅くなったりして、夜中に荷解きする羽目になる可能性もあります。注意してください。
一番安い引越し業者の探し方
同じ日時・条件でも、引越し業者によって引越し料金はかなり変わってきます。最も引越し料金が安い日を選んでも、高い引越し業者に頼んでしまうと料金は相場よりも高くなってしまいます。
引越し業者によって料金が3倍になる!?

いいえ。とんでもありません。全く同じ引越し条件・サービス内容にも関わらず、業者によって倍以上料金が変わってきます。証拠がこちらです↓
上の画像は、東京都内の引越しで一括見積もりした結果です。最安値は30,800円ですが、最高値は99,000円もします。全く同じ条件なのに3倍以上の差額があるんです。
なので安く引越すには、複数の引越し業者を比較して安い業者を探す必要があるんです。
一括見積もりで引越し業者を比較しよう
しかし、引越し業者は全国に何百社もあります。対応可能な業者を調べて、1社ずつ電話をかけて見積もりを比較するのはかなり大変です。
そこで便利なのが「一括見積もりサイト」です。一括見積もりサイトは、おおまかな引越し先住所と荷物などを入力するだけで、対応可能な引越し業者とその見積もりを比較できます。
さらに、料金だけでなく、引越し業者の詳しいサービス内容や口コミも確認できます。
3月は引越す人が多いので、人気の業者はすぐ予約がいっぱいになってしまいます。安く引越したい人は、できるだけ早く一括見積りして良い業者を見つけましょう。
おすすめの一括見積もりサイトについては、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください。
「引越一括見積もりサイトは最悪」 「登録した途端、電話の嵐でしょ」 と思っているそこのあなた。 電話番号もメア…
見積もり・予約は早めにしよう
繰り返しになりますが、安くて口コミが良い引越し業者はすぐに予約がいっぱいになってしまいます。3月は特にそうです。1週間前だと予約はまず取れません。遅くても1ヶ月以上前には見積もり・予約を取りましょう。