

ベッドの引越し料金は、ベッドのサイズや形態によって変わってきます。場合によっては、引越し業者より宅配業者に頼んだ方が安く済むこともあります。
そこで今回は、ベッドの引越し料金と宅配業者のベッドの配送料金を比較していきます。
引越し料金は、実際に引越し業者に見積もりを取りました。宅配業者の配送料金も同様に見積もりを取っています。証拠写真も掲載しています。
ベッドは自分で運ぶのは難しいので、業者にお願いするしかありません。最安でベッドを引越したい人はぜひ最後までお読みください。
ベッドの引越し料金
ベッドの引越し料金はベッドの大きさや形態によって変わってきます。シングルベッド・ダブルベッドそれぞれの距離別の引越料金の目安を以下に示します。
シングル | ダブル | |
---|---|---|
10km | 20,000円~ | 25,000円~ |
50km | 30,000円~ | 35,000円~ |
100km | 40,000円~ | 45,000円~ |
400km | 50,000円~ | 55,000円~ |
ちなみに上記はベッドだけを運んで貰う場合の引越し料金です。実際の見積もり結果はこんな感じでした↓
これは東京都中央区→中野区(約10km)の引越し料金の見積もりです。
ベッドだけの引越し料金は割高
こうして見ると、ベッドだけなのに引越し料金が結構高いですよね。普通の単身引越し費用と変わりません。
料金が高い理由は、ベッドは重くて大きいため2人で運ばないといけないからです。必ず作業員が2人以上必要になるので、その分引越し料金は高くなります。
また、一般的にトラックの積載量の上限までであれば、荷物が多くても少なくても引越し料金は同額になります。なので、ベッドだけだからといって特別安くなるわけじゃないんです。
折りたたみ・解体可能なベッドは安い
ただし、「折りたたみ式ベッド」や「解体可能なベッド」の場合は一人でも運べるため、引越し料金も上記の目安より安くなります。
正確な引越し料金を調べる方法
引越し料金は、引越し先や日時・業者によってかなり変わってきます。正確な見積もりが知りたい人は、自分で一括見積もりサイトをご利用ください。詳しい使い方は以下のページで解説しています。
「引越一括見積もりサイトは最悪」 「登録した途端、電話の嵐でしょ」 と思っているそこのあなた。 電話番号もメア…
ベッドの配送料金(宅配業者)
ベッドは宅配業者に運んでもらうこともできます。例えばヤマト運輸の「らくらく家財宅急便」の場合、送料は以下のようになります。
シングル | ダブル | |
---|---|---|
~100km | 16,555円 | 23,375円 |
400km | 19,525円 | 26,345円 |
1000km | 26,235円 | 34,155円 |
この送料はヤマト運輸公式サイトの「らくらく料金検索」で調べました。
ヤマト運輸のらくらく家財宅急便は、100kgを超えるものは追加で重量物作業料金がかかります。簡易ベッドなら100kgを超えることはないですが、下に収納が付いていたりして高さのあるベッドだと100kg超えることがあるので注意が必要です。
重量物作業料金は、120kgまでなら22,000円、140kgまでなら33,000円、150kgまでだと44,000円かかります。ちなみに150kg以上のものは運んでもらえません。
ベッドの最安引越し方法
最安でベッドを引越す方法は、条件によって異なります。
簡易ベッド(100kg未満)だけの場合
簡易ベッドだけ運んでもらう場合は、引越し業者よりヤマト運輸などの宅配業者に頼んだ方が安く済みます。特に距離が遠い場合は、数万円単位で料金を節約できます。
ベッドが100kg以上ある場合
ベッドだけを運んでもらう場合でも、ベッドの重量が100kgを超える場合は、距離が近い場合は引越し業者、距離が遠い場合は宅配業者の方が安い傾向があります。
ベッド以外にも荷物がある場合
ベッド以外にも運んでほしい荷物がある場合は、引越し業者に頼んだ方が圧倒的にお得だと思います。なぜなら、引越し料金は、他の荷物も一緒に頼んでもベッドだけのときとほとんど変わらないからです。
実際に、「ベッド+冷蔵庫+ダンボール10箱の引越し料金」と、「ベッドだけの引越し料金」の見積もりを比べてみましたが、ほとんど変わりませんでした。
平均相場は10,000円ほど違いますが、主要な引越し業者の料金はほとんど変わりません。