
「収入は十分ある」
「職業は安定している」
「なのに保証会社の審査に落ちる」
そんな悩みを抱えているそこのあなた!
もしかして、保証会社が「支払い能力」だけで審査していると思っていませんか?
彼らがチェックしているのは、「支払い能力」ではなく「人間性(あなたが家賃を払う人かどうか)」です。収入はその判断材料の1つに過ぎません。
そこで今回は、収入があるのに保証会社の審査に通らない人の特徴をご紹介します。
お金があっても滞納する人はいる
1.金はあっても払わない人はいる
「人間性?何言ってんだ」
と思うかもしれませんが、よく考えてみてください。「脱税をして逮捕されるお金持ち」のことを。私が言いたいのは「お金を持っていても払わない人はたくさんいる」ということです。
十分な収入があっても、家賃を滞納する人はたくさんいますからね。だからこそ、人間性・信頼性を審査する必要があるんです。
2.人間性なんてどうやって判断するの?
「この人はちゃんと家賃を払うか」
「信用できるか」
それを判断する上で参考になるのが
- 家賃滞納履歴
- 公共料金の遅延履歴
などの過去のデータです。
金融系の保証会社で落ちたなら
- 家賃
- ガス・電気・水道料金
- 保険料
- 年金
などの滞納歴・遅延歴は金融機関の信用情報に残ります。こういう過去がある人は、金融系の保証会社(アプラスやセディナなどのカード系)の審査をパスすることは難しいです。金融系じゃない保証会社を探してください↓
身分証にも人間性が現れる
「金融系じゃないのに落ちた」
という人は、身分証が原因かもしれません。特に保険証や免許証をIDとして使っている人は要注意です。
1.保険証は遅延歴が一目瞭然
保険証には、交付年月日と有効期限日が書いてあります。この有効期限は通常1年ですが、過去に保険料を滞納・遅延したことがある人は、期限が短くなっているんです。当然、有効期限が1年未満の人は審査に通りにくくなります。
2.免許証の場合
免許証なら末尾番号を見直してください。
出典:http://blog.classy-house.co.jp/?p=3536
この末尾番号(上の画像では0)は運転免許証の「再発行数」を示しています。この数字が2以上だと、審査に通りにくくなります。だって免許証みたいな大事な物を頻繁に紛失するような人、信用できませんもん。
3.どうすればいいの?
身分証は、
保険料の滞納歴があるなら免許証を
免許の再発行数が2回以上なら保険証を
どっちもダメなら、住民基本台帳カードを提出しましょう。
出典:http://www.city.chichibu.lg.jp/1139.html
市役所の窓口で申請すればもらえます。その場でくれる場合もありますが、市区町村によっては後日郵便で届くこともあるので、余裕を持って審査前にあらかじめ申請しておきましょう。
転居の理由は結構重要
「滞納歴・遅延歴などない」
「免許証の再発行数も0」
なのに審査に通らない人は、恐らく「転居理由がよく分からない」ことが原因だと思います。
「転居理由なんてどうでもいいだろ」
「引越したいから引越したんだよ」
などと適当に答えると
「家賃が払えなくて追い出された」
「何か問題を起こした」
などと不信感を持たれるので、転居理由は明確にしておきましょう。
審査に落ちる人の共通点
「家賃は収入の25%以下」
この条件を満たしているのに保証会社の審査に通らない人は、
- 家賃滞納歴がある
- 公共料金の滞納・遅延歴がある
- 免許証の再発行数が2回以上
- 転居理由がよく分からない
などの原因が考えられますが、
- 金融系の保証会社は避ける
- 身分証は住民基本台帳カードで
- 転居理由は明確に
この3つを気を付ければ大丈夫だと思います。
今回ご紹介した他にも、保証会社の審査に落ちる理由はあります。場合によっては、あなたではなく物件に原因があることも。詳しくはこちら!