
「自炊って、本当に節約になんの?」
「一人分の自炊って、高くない?」
「……疲れるだけじゃん」
と思っているあなた!
その自炊、間違ってます。
外食やコンビニ弁当は高い。
自炊をした方が安い。
なんて話はよく聞くと思いますが、一人暮らしの場合、何も考えず、ただ自炊をしていると、外食よりも食費がかさむケースが多々あります。
そこで今回は、一人暮らし向けに、本当に食費を節約できる自炊法を紹介します。
第1条件はこれ!
1.食材を安く調達
自炊にかかる費用は……
- 食材の費用
- 調理器具の費用
- ガス代
- 電気代
- 水道代
この中で、最も大きいのが食材です。つまり、安く自炊をする最低条件は、食材を安く仕入れることなんです。まぁ、言われるまでもないですよね。
もっと具体的に言えば、家の近所で、一番安い店を見つけることこそが、安く自炊するための、第1条件です。
2.デパートよりスーパー
食材はどこが一番安いと思います? 恐らく、安い順に並べると……
- スーパー
- コンビニ
- デパート
みたいに思っている人が多いと思います。まぁ、この順番自体は大体合っています。デパートで買うよりは、その辺のスーパーで買った方が賢いです。
ただ、必ずしもスーパーが一番安いとは限らないことを、覚えておいてください。
3.店にも寄るが
スーパーよりも安い可能性がある店。
それが青果店・八百屋です。
「最近はあまり見かけない」と言う人もいると思いますが、探せばあるものです。もちろん、店にも寄りますが、安い所はすごく安いです。
どこが一番安いかは、隅々まで調べないと分からないものです。ちょっと安い店を見つけても、それで良しとせず、必ず近所にある全てのお店に足を運んでみてください。
仕事をしていると、なかなか時間が取れないとは思いますが、これをするかしないかで、その後の食費がガラリと変わりますので、ぜひ。
買い物に行く前に
さあ、激安の店を見つけたら、さっそく食料調達ですが、買い物に行く際は、あらかじめ「買う物リスト」を作ってから行きましょう。これは、無駄な買い物をしないためのものです。
「あれ美味そう!」
「あとで食べようかな」
「これも買っとこう」
みたいな感じで、予定外の物を買うと、結局食べずに無駄になったり、代わりの他の食材が無駄になることが多々あります。無駄は節約の対極です。買う予定のないものは、買わないようにしましょう。
1人分だけはナンセンス
「自炊は安いって言うけど、1人分を作ろうとすると、高くなるよね」みたいなことを言う人がいますが、そんなことは当たり前です。そもそも「1人分」用意すること自体、ナンセンスなんです。
1.買い物もまとめて
まず、買い物に行く際も、1食分だけ・1日分だけ買うのは勿体ないです。
- 野菜
- 肉
- 魚
それぞれ一番安い時(曜日・時間)を抑えて、まとめて1~2週間分くらい買い溜めましょう。もちろん、腐らせないように保存できるのが条件ですが。
特に肉と魚は要注意です。お肉の保存方法に関しては、こちらの記事を参照してください。
⇒ 【知らなきゃ損!】肉の消費期限を極限まで延ばす冷凍保存法
2.作り置きが基本
作る時も、1食ずつではなく、3~5日分くらいまとめて作って、作り置きにしておきましょう。この方が、電気代・ガス代・油代などを節約できますし、何より、時間の節約になります。
特にご飯(米)は作り置きしておくとかなり便利です。3~5合くらい一気に焚いて、1食ずつ分けて冷凍保存すると、自炊が相当楽になりますよ。
考えて自炊すれば、1食100円!
- 近所で一番安い店を見つける
- 買う物はあらかじめ決める
- 1週間分くらいまとめて買う
- 作り置きが基本
何となく自炊するのではなく、考えて自炊すれば、ちゃんと節約になるんです。「自炊の方が高くね?」と思っている人は、今一度、見直してみてください。