どうも、ナージャです。
前回は、余った壁紙を調達してネジ穴を塞ぐ方法をご紹介しました。しかし、大きな穴となると、余分な壁紙片だけでは塞ぎきれません。
どうしても新しく同じ柄の壁紙を入手する必要があるんです。
そこで今回は、
- 同じ柄の壁紙の入手方法
- 大きな穴の塞ぎ方
を順番にご紹介します。
メーカーを特定するのは無理
1.特定には時間がかかる
壁紙のメーカーはたくさんありますし、柄の種類は星の数ほどあります。正直言って、この中から、同じ柄の壁紙を見つけるのは、かなり骨の折れる作業です。
各メーカーのホームページにある「デジタルカタログ」を見ながら、一つずつ比較していくしかないので、やらないでください。
2.業者に頼んでも、それは同じ
内装業者に頼んでも同じです。結局カタログと睨めっこして探すしかないので、同じくらい時間がかかりますし、その分費用も掛かります。
本当は、壁紙の耳の部分に「メーカー・品目」の記載があるはずなのですが、ほとんどの場合、壁紙を貼る工程で耳は捨てられてしまいます。
3.同じ品目でも、同じ柄じゃない!?
例え同じ品目の壁紙を見つけたとしても、製造年月日によって多少風合いが異なりますし、日焼け等の経年劣化で、新旧壁紙の色合いが変わってきます。
全く同じ壁紙を見つけるのはほとんど不可能なので、他の方法を模索してみました。
壁紙は無料で取り寄せることが出来る
全く同じ柄の壁紙はなくとも、ほとんど見分けがつかないような壁紙ならあります。
1.大手メーカーのサンプル帳を入手
壁紙メーカーに問い合わせて、
「壁紙の購入を考えているのですが、実物が見たいので、サンプルをいただけませんか?」と言えば、無料で壁紙のサンプル帳を取り寄せることが出来ます。
サンプル帳は、B4くらいの大きさで、1冊で数百種類もの壁紙のサンプルが入っています。これが無料で手に入るなんて、本当に良い世の中ですね。
大手メーカー2社くらいから、取り寄せれば、似たような柄の壁紙があると思います。
- サンゲツ
- リリカラベース
この2社のサンプル帳なら、まず間違いはないでしょう。
2.サンプルを使おう!
サンプル帳が届いたら、あなたの家の壁紙と比較していきます。実物(サンプル)があるので、カタログと睨めっこして探すよりは、簡単に似た柄の壁紙を見つけることが出来ると思います。
良さげな壁紙を見つけたら、そのサンプルを使って穴を塞ぎましょう。
3.小さな穴なら、取り寄せる必要もないけどね。
冒頭でも書きましたが、ネジ穴程度の小さな穴なら、わざわざサンプル帳を取り寄せる必要はありません。どこの家でも、必ず壁紙が余っている箇所があるので。詳しくはこちら!
⇒ 【費用300円!】賃貸の壁に開いたネジ穴を元通りにする方法
大きな穴の塞ぎ方
大きな穴の塞ぎ方はいたって簡単です。
- 穴の上に壁紙サンプルを重ねる
- 穴の周りの壁紙を切り取る
- 切り取るサイズは、サンプルと同じ
- 壁紙サンプルの裏に両面テープ
- 壁紙を貼りつける
- 境界線に多用途シールを塗る
- はみ出たシールを拭き取る
これがサンプル帳の正しい使い方?
壁紙のサンプル帳が無料なのは、その後で壁紙を購入するという前提があるからだというのは言うまでもないことだと思います。
ですが、サンプルを見て、気が変わることだってありますからね。別に購入しないでも、何の問題もありません。使えるものは使っていきましょう。
画鋲の穴も、壁紙を張り替えなきゃダメなの?
今回は大きな穴だったので、新しい壁紙を使いましたが、画鋲によるピン跡なら、そこまでする必要はありません。ちょっと○○すれば、簡単に元通りになりますから。
⇒ 【賃貸住人必見!】壁に開いた画鋲の穴を一瞬で元通りにする方法