どうも、ナージャです。
前回は、壁に開いた画鋲の穴を元通りにする方法をご紹介しましたが、穴のサイズが大きくなると、完全に元通りにすることが出来ません。
もちろん、穴を塞ぐだけでも、ある程度誤魔化すことはできますが、よく見れば直したことがばれてしまいます。やはり同じ柄の壁紙クロスが必要なんです。
でも、全く同じ柄の壁紙クロスって、探すのに結構手間がかかるんですよね。これは本当に気の遠くなるような作業です。
でも大丈夫!
あなたの家には、余分な壁紙クロスが余っているんです。今回は、その余分な壁紙クロスの調達方法と、穴の補修方法を紹介します。
用意する物
- 定規(ステンレス)
- カッター
- ドライバー
- 両面テープ
- 多用途シール
大体、家にあるものだと思います。買わなきゃいけないのは、多用途シールくらいですかね。
300円くらいで買えます。
壁クロスは余っている!
まず、穴を塞ぐ壁紙クロスを調達します。これは買う必要はありません。壁紙クロスはコンセントプレートの裏側に余っているんです。
1.コンセントプレートを外す
まず最初に、コンセントの一番外側のプレートを外します。これは隙間に爪を入れれば、手で外すことが出来ます。外すとこんな感じになります↓
2.コンセントカバーを外す
次は、ドライヤーで止めネジを外し、コンセントカバーも外しましょう。するとこんな感じになります↓
気付いた人もいると思いますが、コンセントの周りの壁紙クロスと、コンセントプレートが重なっている部分があるんです。ここの壁紙クロスを使います。
3.壁クロスGET
定規とカッターを使って、プレートと重なる部分の壁紙クロスだけを切り取ります。
これで壁紙クロスの調達は完了です。コンセントカバーを元に戻した後は、さっそく証拠隠滅、もとい壁の修繕に移りましょう。
穴を塞ごう!
1.穴の部分の壁クロスを切り取る
調達した壁紙クロスを穴の部分に重ねて、同じ面積分の壁紙クロス(穴あき)をカッターで切り抜きましょう。
2.証拠隠滅
調達した壁紙クロスの裏に両面テープを貼り、穴部分に貼りつけます。赤い丸で囲った部分が、穴のあった場所です。
3.壁紙が剥がれないように
最後に、多用途シールを、貼りつけた壁紙クロスの周りに塗れば完成です。
穴が大きくて塞がらない時は
コンセントプレートと重なっている部分の壁紙クロスには、限りがあります。ネジ穴くらいなら、十分に塞げますが、それ以上になってくると、もうひと手間必要です。
1.複数の壁紙を結合させよう!
一つの壁紙片だけでは覆いきれないような大きな穴は、複数の壁紙片を結合させれば、簡単に補修できます。手順は上記と同じです。
2.壁紙片を全部足しても足りない
コンセント周りの壁紙片を全部足しても足りない場合は、新しく同じ柄の壁紙を入手する必要があります。これに関しては、別の記事で紹介しているので、こちらを参照してください。
⇒ 【賃貸の壁の穴を塞ぎたい!】同じ壁紙を無料で取り寄せる方法
証拠隠滅
「壁の穴って、勝手に直していいの?」
「大家に相談した方が良い気が…」
と思う人もいるかもしれませんが、別に大丈夫ですよ。
本来、大家や管理会社がやるべき補修作業を、自ら買って出て行っているわけですから、感謝こそされど、不満を言われる覚えはありません。
この補修作業を、大家などに依頼すると、こっちが何も知らないのをいいことに、高額な修繕費を請求されることも多々あります。自分でやれることは自分でやってしまいましょう。