「洗面所、脱衣所が寒く感じる」
「風呂前に服を脱ぐ時間が辛い」
「お風呂上りに早く着替えないと湯冷めする」
と悩んでいるあなた!
冬の洗面所・脱衣所は寒いものだと諦めていませんか?古い家だから仕方がないと思ってませんか?実はその寒さ、3000円あれば解決します。今回なその方法を紹介します。
これを実践すれば、過度にお湯の温度を上げなくても良くなるのでガス代が節約できます。
逆にこのまま洗面所・脱衣所を寒いままにしておくと命に関わります。というのもヒートショックが起きる危険があるんです。ヒートショックとは、温度差が大きいところを移動することで血圧の急激な変動がおこるもので、場合によっては命に関わることもあります。
1.洗面所・脱衣所はなぜ寒く感じるのか
洗面所・脱衣所はなぜあんなに寒く感じるのか。原因は2つです。
- 北側にあるから
- 暖房器具がないから
1つ目は方角の話。
家を作る場合に洗面所・脱衣所などの水回りの設備は北側に設けることが多いです。北側は日光が当たりにくいので寒いですよね。洗面所・脱衣所もそうです。
2つ目は暖房器具。
部屋にはエアコンなどの暖房器具が設置されてますが、洗面所・脱衣所にまで暖房器具を置いてある物件は少ないです。なぜなら、洗面所・脱衣所は滞在時間が短いから。
2.暖房器具を使った洗面所・脱衣所の寒さ対策
それでは、具体的な寒さ対策をご紹介します。まずは、暖房器具を使った方法です。洗面所・脱衣所を暖房器具を使用して暖めておくという方法は、簡単ですが最も効果がある寒さ対策です。おすすめの器具はセラミックファンヒーターとオイルヒーターです。
2.1.セラミックファンヒーター
セラミックファンヒーターは値段が手ごろで小さい脱衣所などを暖めるくらいなら十分なパワーを持っています。しかし、直接熱風が出るため誤って触れてしまい火傷する危険性もあります。
我が家でも、ホームセンターで3000円ほどで購入したセラミックファンヒーターを使用していました。すぐに温風がでるので、着替える直前に電源を入れておくだけで脱衣所が十分に温まります。
2.2.オイルヒーター
オイルヒーターは器具の外側が熱くならないため、火傷する心配がありません。パワーも強いく空間全体を暖めます。また風がでないので、ほこりが舞う心配もありません。
しかし、暖まるまでに時間がかかるので、かなり前から電源を入れておかなければいけません。私が使用した感触では、4畳程度の広さの部屋で十分暖まるのに30分はかかります。
3.簡単にできる洗面所・脱衣所の寒さ対策
次に、暖房器具を使わなくてもできる寒さ対策をご紹介します。
3.1.床にコルクマットを敷く
冷気は床面から上がってきますので、コルクマットを敷いておくと寒さが和らぎます。コルクマットは水に強く、弾力性もあるので水回りに最適です。
コルクマットは100均でも売られているため、手軽に試すことができます。
3.2.風呂場で着替える
脱衣所ではなく風呂場で着替えをするという方法もあります。暖かい格好になってから脱衣所に行けばいいのです。
その際、風呂場内を事前に暖めておくと良いでしょう。バスタブの蓋をせずにお湯をはったり、浴室の壁に暖かいシャワーをかけたり、風呂場の窓を閉め換気扇も消したりすると、入浴前からずっと風呂場が暖かく保たれます。
簡単な方法で洗面所・脱衣所の寒さは防げる
今回の内容をまとめます。
- 寒い洗面所・脱衣所にはヒートショックという危険がある
- 暖房器具で洗面所・脱衣所を温めておくことが最も効果的な対策法
- 床にコルクマットを敷くと、床からの冷気を断熱できる
- 風呂場を暖かい状態にして、その中で着替えをする
簡単な方法で、ヒートショックの原因となる洗面所・脱衣所の寒さ対策ができます。是非試してみてください。