「引越し料金高過ぎ!」
「何を基準に料金決めてんの?」
って思ったことありませんか?
私も疑問に思って業者さんに聞いてみたのですが、衝撃の事実が2つ発覚しました。それは・・・・
- 引越し料金には「定価」が無い(クロネコヤマトは別)
- 値引き交渉されることを前提に、見積り金額を出す
つまり、引越しで値引き交渉しないと損するんです。もちろん、闇雲に値切っても安くなりませんがね。
そこで今回は、訪問見積もり時に使える「業者がついつい値引きしたくなる交渉術」をご紹介します。
根拠のない値引き交渉では引越し費用は安くならない
1.キリが良いから何なんだ!
「キリが良いから6万を5万にして」
たまに、こういう勝手な理由で値切る人がいますが、引越し業者は根拠の無い値切りが大嫌いです。場合によってはそこで破談ということにもなりかねません。
2.営業マンの気持ちになって交渉
これは値引き交渉に限った話ではありませんが、交渉というのは相手の気持ちになってするものです。この場合は「訪問見積もりに来た営業マン」の気持ちになりましょう。
「キリが良いから」なんて馬鹿な理由で値引きしたら、彼らは上司に怒られてしまいます。逆にいえば、上司を納得させられる理由を私達が用意できれば、快く値引きしてくれるんです。
値引きしやすい時期に引越しする
1.業者が暇な時期に設定すると安くしてくれる
一番簡単な値引き交渉は
「いつなら安くなりますか?」
です。
引越し業者は、忙しい時は客が腐るほどいるので料金は高めに設定しますが、暇な時期は客を捕まえるために料金を低めに設定します。つまり、業者が暇な時期に引越してあげることで、安くしてもらおうという魂胆です。
2.引越しシーズンにも穴場がある
「安くなるのは5月とかだろ」
「そりゃあ平日は安いだろうさ」
「2,3,4月はずっと忙しいよ!」
と思うかもしれませんが、実は引越しシーズン(2~4月)中にも「業者が暇なタイミング」というのがあるんです。詳しくはこちら!
ちなみにこの料金相場は、千葉県千葉市から東京都練馬区(約50km)の引越しで、荷物の量はダンボール10箱程度、月末の土曜日の午前に引っ越しする設定で見積もりを取りました。
見積もり結果はこんな感じです↓
見積もり結果はこんな感じです↓
ちなみに、これは「一括見積もりサイト」で取った見積もり結果です。一括見積もりサイトは、引越し情報を入力するだけで全国の引越し業者の見積もりを一括で確認できるサイトです。
確かに、そういうヤバい一括見積もりサイトもあります。でもそうじゃないサイトもあるんです。詳しくは以下のページで解説しているので、違う条件で見積もりを取りたい人はチェックしてみてください。
「引越一括見積もりサイトは最悪」 「登録した途端、電話の嵐でしょ」 と思っているそこのあなた。 電話番号もメア…
複数の引越し業者に値下げ合戦をさせる
業者が暇なタイミングが分かったら、次は他の業者と競争させましょう。複数の業者に訪問見積もりを依頼して、「他の業者さんの見積もりはこうだったんですけど」と言えば、勝手に値下げしてくれます。
1.ネットで一括見積もりを取る
まずは一括見積もりサイトを参考にして、訪問見積もりを依頼する業者を選びましょう。
「一括見積もりサイトは嫌」
「利用後に一気に電話が来るんでしょ?」
と思うかもしれませんが、下のページで紹介してる一括見積もりサイトは電話番号不要で、ネット上で見積もり確認できます。
一括見積もりを取って
対応可能な業者の費用の目安・口コミを確認したら、訪問見積もりを依頼する業者を5社ほど選別しましょう。
2.訪問見積もりを依頼する
大体5~7社くらいに依頼して、順番に訪問見積もりしてもらいます。前の業者の見積もり額を伝えれば、次の業者はそれより安い見積もりを出してくれるので……
- 1社目は1番安い業者
- 最後は一番信用できる業者
にしましょう。「一番安い業者」は、ネットで一括見積もりをしたときに一番安かった業者のことです。
3.オークション形式は禁忌
「面倒くさくない?」
「一気に呼んじゃおうよ!」
といって、複数の業者を同じ時間に呼んで、オークション形式の訪問見積もりをさせる人がたまにいますが、これは絶対にやめてください。
これは引越し業界ではタブー中のタブーです。これをやると、全ての業者が示し合わせたかのように「超高い見積もり(相場の5倍くらい)」を提示してきます。一切値引き交渉に応じてくれません。
引越し費用値引き交渉の極意
- 根拠のない値切りはしない
- 業者が暇な時に引越し日を設定
- 複数の業者に訪問見積りを依頼
この3つを守れば、引越し料金は一括見積の半額位になります。