網戸って便利ですよね。
だって風だけ通して、虫は通さないんですから。虫嫌いにとっては頼もしいことこの上ない存在と言えるでしょう。
ところが先日、そんな網戸先輩に奇妙な物体(上画像)が付着しているのを見つけてしまいました。
- 白いビーズみたい
- 10個以上の塊
- 何かの卵?
今回は、この謎の物体の正体を暴くとともに、その「正しい駆除方法」と「予防法」も合わせてご紹介します。
あのクサイ虫の卵
1.カメムシの卵
正体はカメムシの卵です。
カメムシと言えば、悪臭をまき散らす害虫としてお馴染みだと思います。動いているだけでも気持ち悪いのに、その上、屁をこくなんてとんでもない奴です。
カメムシが卵から孵化するまでにかかる時間は1週間ちょい。見つけたらすぐに駆除しなければ手遅れになります。
2.網戸だけじゃない
ちなみに、カメムシは網戸だけでなく、洗濯物にも卵を産み付けるそうです。気付かずに取り込んでしまった日には、家の中でカメムシが孵化してしまうので、外干ししている人は注意してください。
クラッシュ or ファイア
私は網戸に付いた卵に対し、さっそくアースジェットをブチかましましたが、粘着力が強いのか、ビクともしませんでした。
1.取って潰す、それだけだ。
カメムシの卵を駆除する最も簡単な方法は、引っぺがして潰すことです。
注意点は2つ。
- 部屋の中に落とさないようにする
- 必ず潰す
ガムテープに卵をくっつけて、包んで潰すのが一番確実だと思います。
2.炎上、炎上!!
「近くで見たくない」
「潰すの怖い」
という人は、燃やしましょう。
ライターなどであぶると、卵はもう孵化できなくなります。
ライターを使うと手元が危ないので、私は着火マンを使いました。これならある程度離れた場所から卵を燃やせますしね。
ただし、燃えた卵が下に落ちて引火しないように、あらかじめベランダから物を撤去し、水を用意してから燃やすようにしてくださいね。
臭い虫には臭いで対抗!?
カメムシの卵の駆除は面倒臭いですし、もし見逃して孵化した日には大惨事です。しっかり予防して、余計な手間を省きましょう。
1.ベランダに植物は置かない
カメムシに限らず、虫は餌が豊富な場所に卵を産み付けます。カメムシの餌は種類によっても異なりますが(肉食と草食がいる)、ベランダに出るタイプは、大抵植物を餌としています。
ベランダで植物を育てている人は、撤去した方が良いと思います。野菜などの食物を育てている人は特にそうです。植物はカメムシだけでなく、コバエの発生原因にもなるので注意してください。
⇒ 【観葉植物がある人必見!】土に潜むコバエを確実に駆除する方法
2.ハッカ油のニオイを食らえ!
「植物は私の家族だ」
「撤去なんてできるわけない」
という方は、ハッカ油スプレーを撒いておきましょう。
- ハッカ油:10滴
- 水:100ml
この分量で混ぜれば、ハッカ油スプレーの完成です。これを網戸やプランターにスプレーすれば、ある程度の忌避効果が期待できます。
1匹たりとも入れるな!
- 網戸の白い粒粒はカメムシの卵
- カメムシは悪臭をまき散らす
- ガムテで取って潰す
- 着火マンで燃やす
- ベランダに植物を置かない
- ハッカ油には忌避効果あり