【部屋干しの場所3選】窓際に干すと洗濯物が臭くなるので注意

部屋干しした洗濯物が臭い
というあなた。
それは干す場所に問題がある可能性が高いです。

洗濯物の臭いの原因は、付着した酵母や雑菌です。洗濯物に酵母や雑菌がつかないようにするためには、部屋干しする場所を考える必要があります。この記事では、洗濯物に臭いがつかないように部屋干しできるおすすめの場所を紹介します。

これまでは雨の日に洗濯物を部屋干しするたびに、臭いが気になって洗い直していたかもしれません。部屋干しの場所を変えれば、衣類の臭いに悩まずにすみます。洗濯し直す必要もありませんから、水道代を節約できますよ。

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1.     部屋干しした洗濯物が臭い原因は?

部屋干しのときに特に洗濯物の臭いが気になる理由は、

  1. 紫外線による殺菌効果が期待できない
  2. 洗濯物が菌に触れやすい
  3. 洗濯物が生乾きになりやすい

などが考えられます。一体どういう意味なのかを解説しましょう。

 

1-1.紫外線による殺菌効果が期待できない

臭いの原因になる雑菌や酵母菌は、直射日光を苦手としています。外に干した洗濯物の臭いがあまり気にならないのはこのためです。

洗濯物を洗ってすぐに屋外に干せば、紫外線によってほとんどの酵母や雑菌が死滅します。部屋干しでは日光による殺菌ができないため、洗濯物の上で臭いの原因菌が繁殖してしまうのです。

 

1-2.洗濯物が菌に触れやすい

臭いの原因菌はカーテンレールや部屋の壁でも繁殖しています。部屋干しするときにカーテンレールや壁際に干すと、洗濯物に臭いの原因菌が付着しやすくなるのです。

雑菌や酵母は、高温多湿の環境を好みます。濡れた洗濯物の上は臭いの原因菌が繁殖するのに最適な環境なのです。

 

1-3.洗濯物が生乾きになりやすい

上でも述べたように、濡れた洗濯物の上では臭いの原因菌が繁殖しやすくなります。部屋干ししていると、外で干すときに比べて洗濯物が乾きにくく生乾きになりやすいですよね。湿った状態の洗濯物の上で、臭いの原因菌がどんどん繁殖してしまうのです。

 

2.部屋干ししても洗濯物が臭わない場所3選

部屋干しするときになるべく早く乾く場所を選んで干せば、菌が繁殖せずにすみます。部屋干しに最適な場所を3つご紹介しましょう。それは、

  1. お風呂場
  2. 部屋の真ん中
  3. エアコンの下

です。それぞれどういうメリットがあり、どんなことに気をつけて洗濯物を干せばよいのかを説明します。

 

2-1.お風呂場

お風呂場は湿気が多いから部屋干しには向かないようにも思えます。が、実はお風呂場はおすすめの部屋干しスポットなのです。お風呂場には大抵、換気扇があります。窓を開けて換気扇を回しておけば、ある程度空気が乾燥した空間ができ上がるのです。また急な来客があったときでも、あわてて洗濯物を取り込んだりしなくてすみます。

 

2-2.部屋の真ん中

部屋の中に干すときには、ついつい引っかけやすいカーテンレールに干してしまいがちです。私も若い頃にはよくそうしていました。が、濡れて重たい洗濯物をカーテンレールにぶら下げると、重みでカーテンレールが傷みます。洗濯物もカーテンに触れてしまい、雑菌がつきやすくなってしまうのです。

洗濯物の臭いを防いで部屋干ししたいなら、なるべく部屋の真ん中に近い場所に干して下さい。洗濯ひもを部屋の端から端まで張って即席の物干しを作れば、カーテンや壁に洗濯物が触れずにすみます。

 

サーキュレーターを使って洗濯物に風を当てれば、より一層乾きが早くなります。使い方のポイントは以下の通りです。

  • 洗濯物が少ないとき→洗濯物の真下に置いて風を当てる
  • 洗濯物が多いとき→部屋全体の空気を循環させるために部屋の隅に置く

除湿器やエアコンの除湿機能も使う

洗濯物が多いときには、時間をおいてサーキュレーターの位置を変えてみて下さい。部屋の四隅から風を送って部屋の空気を循環させることで、洗濯物から湿気が早くなくなります。

 

2-3.エアコンの下

素早く洗濯物を乾かしたいときには、エアコンの下に干すのもいいでしょう。ただしエアコンの掃除は日頃からこまめにしておかないと、衣類に臭いの原因や埃がついてしまいます。その点を注意しておけば風がしっかり洗濯物に当たって早く乾く場所なので、部屋干ししても衣類に臭いがつくことはないです。


出典:https://www.amazon.co.jp/

エアコンハンガーを取り付ければエアコンの真下に洗濯物を部屋干しすることができます。

エアコンの両横と真下のスペースを使って取りつけしますが、使わないときには折り畳んでコンパクトに収納しておけるのでとても便利です。

ただし干せる洗濯物の重量に限りがありますので注意して下さい。私は先日あまりにたくさん干し過ぎてエアコンが軋むような音を立てました。干しきれないときにはほかの場所にも干すなどした方がいいですね。

 

3.部屋干し洗濯物が早く乾く干し方

洗濯物を部屋干しする際は、風の通り道を作るようにすると早く乾きます。具体的には、

  • 洗濯物間の距離を5cm以上あける
  • シャツとタオルを交互にすることで
    段々に洗濯物を干す
  • パーカーやトレーナーを干す時は
    ワイヤーハンガーを円形に曲げて
    中に空間をつくって干す

などの方法が挙げられます。ワイヤーハンガーは素手で簡単に曲げられるので、部屋干し用にいくつか買っておくと便利です。

 

4.洗い方も変えると部屋干し洗濯物は更に早く乾く

今回は干す場所と干し方にフォーカスしましたが、実は洗い方も重要です。

  • 柔軟剤を入れるタイミング
  • 脱水の回数

などを変えるだけで、部屋干しでも洗濯物がかなり早く乾くようになります。詳しくは以下の記事をご参照ください。

⇒ 柔軟脱水すれば部屋干しでも6時間で完全乾燥

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