「残り湯は汚いから洗濯すると臭くなりそう。」
「汚い身体が入ったお湯で洗濯するなんて不衛生だ。」
「でも節水のために残り湯洗濯をしたい。」
そんなことを思っている皆さん。残り湯で洗濯しても衛生的で、きれいで、臭いも抑えれる方法があるんです。その方法をご紹介します。この記事を読めば、残り湯洗濯を躊躇しなくてすみ、節水につながって経済的です。家計の節約のためにも是非参考にしてみてください。
1.なぜ残り湯洗濯は臭うのか
そもそも洗濯に使う残り湯が臭いので、残り湯で行った洗濯物が臭うというわけです。
残り湯の臭いの原因は雑菌です。通常のお風呂の温度である40℃程度のお湯では雑菌は死滅せず、身体から出た垢などのタンパク質汚れを餌として繁殖します。この繁殖した雑菌こそが臭いの原因となるわけです。また、風呂釜の掃除をしていないとそこに垢が付着して毎日それが積み重なり、きれいなお湯を給湯しているつもりでもはじめから雑菌だらけのお湯に入っているというわけです。
2.残り湯の菌を防ぐ方法
つまり、残り湯洗濯の臭いを防ぐには、まず残り湯の雑菌の繁殖を防げば良いというわけです。できる限り清潔で高い温度にお湯を保っておくことができれば雑菌の繁殖をかなり抑えることができます。その方法として以下の5つが挙げられます。
- 身体をしっかり洗ってから湯船に入る
- 湯船にタオルを入れない
- 湯船に浮いたごみや髪の毛はお風呂からでるときに取り除く
- 入浴後はお風呂の蓋をしっかりと閉める
- 月に1度は風呂釜洗浄を行い、清潔に保っておく
湯船に浮いたゴミはしっかり取り除き、雑菌の餌を減らしましょう。私は100均で売っているゴミすくいネットを使用しています。ごみをすくってパチンとやればごみを触ることなく取り除けます。
また、お湯の温度を高めに保っておくと、雑菌が増えにくくなります。ホームセンターなどで保温効果の高い風呂蓋も売っているのでおすすめです。
風呂釜の掃除は、給湯器に風呂釜洗浄機能がついている場合が多いので、ジャバなどの風呂釜クリーナーを使って説明書通りに行えば良いです。大きな流れとしては
- クリーナーで循環洗浄
- 排水
- 注水
- きれいな水で循環洗浄
- 排水
といった感じです。風呂釜洗浄後は汚れが浮き出ているので、続けてバスタブの掃除をすれば一石二鳥です。
3.洗濯の過程で臭いを防ぐ方法
また、洗濯のときに臭いを防ぐように行えば、さらに臭いを抑えることができます。その方法としては、
- 残り湯は「洗い」の工程のみで使用し、すすぎは清潔な水道水を使う
きれいな水ですすげば、大半の雑菌は流れ落ちていきます。
- 除菌・抗菌作用のある洗剤を使用する
最近の洗剤は優秀なので、かなりの雑菌の除去してくれます。
- 洗濯槽を清潔に保っておく
こまめに洗浄をして、カビや汚れを落としておきましょう。
- 洗濯物をできるだけ早く乾かす
湿っていると雑菌が繁殖しやすくなります。雑菌が繁殖しやすい条件を減らしましょう。
4.残り湯洗濯におすすめの洗剤
残り湯洗濯におすすめなのが、洗浄力が高く、除菌・抗菌作用がある洗剤です。おすすめの洗剤を5つご紹介します。
- 部屋干しトップ 除菌EX)(粉末)
粉末タイプなので洗浄力が高く、除臭成分の力で臭いも防いでくれます。
- アタック 高浸透リセットパワー(粉末)
こちらも粉末タイプで洗浄力が高く、洗濯物に溜まっていく汚れ、臭い、菌まで落とします。
- アタックNeo 抗菌EXパワー(液体)
生乾き臭、汗臭、靴下臭の3大悪臭の原因菌を抑制します。我が家はこれを長年使用していました。洗浄力も高く洗い上がりが真っ白になることに加え、部屋干し臭もきちんと抑えてくれます。
- スーパーNANOX(液体)
繊維レベルでしつこい汚れを落としてくれるので、臭いの原因となる雑菌を残しません。最近使用している洗剤です。洗い上がりのきれいさは抜群です。部屋干し臭も気になりません。
- アリエール リビングドライジェルボール(ジェル)
アリエール・ファブリーズ・レノアの消臭テクノロジーが一粒に凝縮された洗剤です。消臭マイクロカプセルが臭いを長時間抑えてくれます。
雑菌予防で残り湯洗濯臭い消し
今回の内容をまとめます。
残り湯洗濯で臭いを防ぐには
- 洗濯に使用する残り湯に雑菌が繁殖しないようにする
- 残り湯は「洗い」の工程のみで使用し、すすぎは水道水を使用する
- 除菌・抗菌作用のある洗剤を使用する
- 洗濯槽を清潔に保っておく
- 洗濯物をできるだけ早く乾かす
このように、簡単な対処法で残り湯洗濯の臭いを防ぐことができます。お悩みのかたは一度試してみてはいかがでしょう。