「豆腐が1回で使い切れない」
「豆腐をパックで保存していたら変色した」
「半分余った豆腐の保存方法は?」
こんな悩みをお持ちのあなた!
豆腐は火を通してから保存すれば3日は保存できます。冷凍すれば2週間もちます。そこで今回は半分残った豆腐の具体的な保存方法と豆腐を使ったおすすめレシピをご紹介します。
この方法さえ知っていれば、豆腐を腐らせて捨てることはなくなります。安売りしている時にまとめ買いできるので食費の節約にもなりますよ。
1.水切り後の豆腐が腐る原因
豆腐が腐る原因は細菌です。
保存状態が悪い、もしくは長期保存している場合は細菌が多く繁殖します。繁殖した細菌は毒素を出すため、豆腐が腐ってしまいます。細菌が繁殖しやすい条件は以下の3つです。
- 豊富な水分
- エサ
- 高い温度
まず水分ですが、水切り後の豆腐でも内部に多くの水分を含んでいます。また豆腐自体がエサになるので細菌が繁殖しやすいです。
細菌は35℃以上で最も増殖しやすくなります。反対に10℃以下にすると増殖が抑えられたり、増殖しなくなります。なので豆腐は冷蔵庫での保存が基本です。しかし、冷蔵庫で保存する前にいくつか手順を踏む必要があります。
2.半分残った豆腐の保存方法
残った豆腐の具体的な保存方法をご紹介します。保存方法は冷蔵と冷凍の2種類あります。
2.1.冷蔵保存法
豆腐の食感を維持したいなら冷蔵保存がおすすめです。保存期間は約3日です。冷蔵保存の手順は以下の通りです。
- パックから豆腐を出す
- 耐熱容器に入れ、電子レンジ600Wで1分加熱する
- 冷蔵庫に1時間入れて十分に冷ます
- タッパーに清潔な水を張り、豆腐を入れる
- 水をひたひたになるまで入れ、蓋をして冷蔵庫で保存
木綿ごしでも絹ごしでも方法は同じです。豆腐は水に浸しておくと灰汁がでて傷むので、タッパーの水は毎日取り替えるようにしましょう。
2.2.冷凍保存方法
まとめ買いして大量に豆腐が余っている場合や、しばらく豆腐を使う予定がない場合は冷凍保存しましょう。保存期間は2週間ほどです。冷凍保存方法の手順は、
- 豆腐をお好みのサイズに切る
- 電子レンジ600Wで2分加熱し、水分を飛ばす
- ラップに包んで密閉する
- ジップロックに入れて冷凍庫で保存
豆腐は冷凍すると食感が変わるため調理法には注意が必要です。
2.3.腐った豆腐の見分け方
ただし、保存期間内でも豆腐が以下のようになったら腐ってるので捨てましょう。
- 色が黄色くなっている
- 酸っぱい臭いがする
- 酸っぱい味がする
- 表面がねばついて糸を引く
このような豆腐は食中毒を起こすので絶対に食べないようにしてください。
3.冷凍豆腐の使い方
冷凍豆腐のおすすめの使い方をご紹介します。
3.1.解凍して使う
冷凍豆腐を前日に冷蔵庫に移しておき、自然解凍します。豆腐は冷凍するとお肉に似た食感になるので、それを生かした豆腐ハンバーグがおすすめです。
【材料(2個分)】
- 解凍した冷凍豆腐:半丁(200g)
- 玉ねぎ:1/4個
- 卵:1個
- パン粉:10g
- 塩コショウ
【手順】
- 解凍した豆腐をしっかり水切りする
- みじん切りにした玉ねぎを炒める
- 豆腐、玉ねぎ、パン粉、溶き卵を混ぜこねる
- 塩コショウで味を整える
- フライパンで弱火~中火で焼く
お肉を一切使っていないのにお肉の食感がする節約レシピです。
3.2.冷凍のまま使う
冷凍のまま使うときは味噌汁や煮物に入れます。方法は、
- 冷凍豆腐を使う大きさに切る
- 他の材料と一緒に煮る
冷凍してあるので煮崩れしにくく、味も染み込みやすくなっています。
水切り後豆腐は電子レンジで加熱してから保存
今回の内容をまとめます。
- 豆腐は細菌が繁殖することで腐る
- 電子レンジで加熱してから水に浸して冷蔵保存
- 水は毎日替える
- 冷蔵保存期間は3日
- 電子レンジで加熱してから密封して冷凍保存
- 冷凍保存期間は2週間
- 腐った豆腐は黄色くなり、臭いと味が酸っぱくなる
水切り後の豆腐でも工夫すれば保存が可能です。是非試してみてください。