夏のバナナの保存期間が3倍に延びる!山状冷蔵庫方法

「バナナを置いといたら腐った」
「冷蔵庫に入れたら黒くなった」
「夏場はどこで保存すればいいの?」

こんな悩みをお持ちのあなた!夏場のバナナは、時間を置いてから冷蔵庫に入れれば10日は保存可能です。今回は夏場のバナナの具体的な保存方法についてご紹介します。

これを読めば、せっかく買ってきたバナナを腐らせて捨ててしまうこともなくなります。多くの房付きのバナナを買うこともできるので、食費がかなり浮きますよ。

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1.バナナが腐る原因

バナナが腐る原因は次の2つです。

  1. 追熟
  2. 自重

 

1.1.エチレンガスによる追熟

バナナは収穫したあともエチレンガスを出して成熟を促す追熟を行っています。この追熟によってバナナは時間の経過とともに鮮度が落ちていきます。

バナナの最適な保存温度は15~20℃ですが、これを超えると追熟がさらに加速します。夏場の室内の温度は25℃以上になることもあるため、追熟が促進されてより早く劣化していきます。

 

1.2.自重で潰れる

普通にバナナを置いておくと、自分の重さで下の部分が潰れてしまうため果肉が傷んでしまいます。一度傷んでしまうとそこから劣化が進み、あっという間に食べれなくなってしまいます。

 

2.冷蔵庫での保存方法

以上の原因を踏まえ、夏場のバナナは冷蔵庫で保存することをおすすめします。しかし、普通に冷蔵庫に入れてしまうと低音障害で黒くなってしまうので、冷蔵庫に入れるタイミング温度でに注意しましょう。

 

2.1.追熟させてから入れる

冷蔵庫にバナナを入れると低温のため追熟が抑えられます。つまり、十分に熟していないバナナの場合は食べごろになりにくくなるということです。なので、冷蔵庫に入れるのは常温である程度追熟させた後です。

  1. バナナをバナナスタンドに吊るす
  2. 黒い斑点が出たら冷蔵庫に入れる

バナナスタンドに吊るすことで傷みにくくなります。バナナスタンドは100均のセリアのシルバースタンドがおしゃれで丈夫なのでおすすめです。

黒い斑点が出現したら食べ頃のサインなので、冷蔵庫に入れる絶好のタイミングです。

 

2.2.野菜室で保存する

黒い斑点が出たバナナは野菜室で保存します。

バナナは熱帯の果物なので、極低温下では低音障害を起こして黒くなってしまいます。ですから7~10℃と少し高めの温度設定の野菜室での保存が適しています。手順は、

  1. 1本ずつ房から取り外す
  2. 茎を取ってラップに包む
  3. 仕切り付き容器に1本ずつ山が上になるように置く
  4. 野菜室で保存

1本ずつバラバラにすることで、お互いのエチレンガスによる追熟を抑えられます。ラップに包むことで酸素に触れるのを防ぎ、酸化による痛みを防げます

また、仕切り付き容器は、バナナがちょうど1本ずつ置けるサイズの物を選びましょう。そうすれば山を上にしたまま倒れないので。

私は野菜室のトレイの段で保存しています。直接冷気が当たらず、入口にも近いので冷え過ぎを防ぐことができます。野菜室で保存した場合、保存期間は10日です。

 

3.冷凍保存すればバナナシェイクに

余談ですが、冷凍保存もおすすめです。冷たくて美味しいので暑い夏にはぴったりです。方法は簡単で

  1. 皮をむく
  2. 一口大の大きさに切る
  3. 清潔なタッパーに重ならないように並べる
  4. 冷凍庫で保存

保存期間は1ヶ月ほどです。半解凍にして食べるとシャーベット状で美味しいです。

さらにおすすめの食べ方はバナナシェイクです。

  • 冷凍バナナ1本
  • バニラアイス100g
  • 牛乳100cc

これをミキサーにかけるだけです。簡単で美味しいですよ。

 

冷蔵保存で賞味期限が3倍に

今回の内容をまとめます。

  • バナナは追熟によって鮮度が落ちていく
  • 黒い斑点が発生したら冷蔵保存
  • 1本ずつラップに包み野菜室で保存
  • 冷気に直接当てない
  • 冷蔵保存期間は10日
  • 冷凍保存だとさらに長期保存可能

少しの工夫で賞味期限が3倍になります。是非試してみてください。

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