新居でゴキブリが発生する原因の一つに、引越し時の持ち込みが挙げられますわ。前の家から持ってきた家具に隠れてい他ケースも稀にありますけど、一番多いのは「引越しのダンボールにゴキブリが住んでいた」という場合ですの。
そこで今回は、ゴキブリを新居に連れてこないように、ダンボールの選び方や引越し後の処分方法などを解説します。
ダンボールはゴキブリのオアシス?
本題に入る前に一つだけ。
「本当にゴキブリはダンボールに住んでいるのか」という質問をいただいたので、最初に補足させていただきますわ。
ダンボールは住みやすい?
ゴキブリには、「好みの隙間」というものがあり、5mm~1㎝の隙間に好んで入り込むと言われていますの。ダンボールの箱を潰して重ねると、ちょうどそれくらいの隙間が生まれますわ。
もちろん、それだけでGが住み着くわけではありませんけど、保存環境が悪い(湿度が高い)と、大量に集まってきて卵を産み付けられますの。コンビニやスーパーに積んであるダンボールにはゴキブリの卵が大量にありますわ。
引越し業者が用意する新品のダンボールは、ストックする時、箱の接着面を切り離し、完全に平らにして隙間を無くしているので、心配はありませんの。
ダンボールはゴキブリのエサ?
また、ダンボールの接着剤(コーンスターチ)は、ゴキブリのエサになり得ますの。ただ、大好物というわけではありませんので、他にご馳走があれば、そっちに行くと思いますわ。
中古のダンボールはゴキブリのオアシス
ゴキブリにとって、ダンボールは最も住みやすい環境というわけではありませんけど、保存環境によっては、大量に住み着いていたり卵が産み付けられていることもありますので、注意してくださいまし。
ゴキブリがいない引越しダンボールの選び方
引越し料金の値引き交渉の手段に
- リサイクル段ボールにしてもらう
- 自分で段ボールを用意する
というのがありますけど、ゴキブリ対策の観点から言うと、引越し業者が用意してくれる新品のダンボールの方が無難ですわ。
ゴキブリのいないダンボールを用意する方法
しかし、業者に用意してもらう場合、無料と謳っていても、その分料金が上乗せされていることが多いですの。もしかすると、ホームセンターで買った方が安上がりかもしれませんわ。
前述の通り、スーパーやコンビニに「ご自由にお使いください」と置いてあるダンボールは、ゴキブリの卵が産みつけられていることがありますので、避けることをおすすめしますわ。
引越し先にいるゴキブリに対処法
ダンボールでゴキブリを持ち込まないようにしても、新居にゴキブリが住み着いている場合がありますの。新居のゴキブリは、荷物を運び入れる前に駆除してくださいまし。
引越し後、ゴキブリが湧く前にダンボール処分
リスク排除
引越し完了後、ダンボールはすぐに破棄することをおすすめしますわ。たとえ新品だとしても、これからゴキブリの住処になる可能性がありますの。
「カラーボックス代わりに使おう」とか、「次の引越しに使おう」とかで取っておく人の気持ちも分かりますけど、これから始まる新生活をより良いものにするためにも、リスクは排除しておくことをおすすめしますわ。
ダンボールの処分方法
ダンボールは、引越し業者が回収してくれることが多いですわ。無料で回収してくれることがほとんどですけれど、別途料金がかかる場合もありますの。事前に確認してくださいまし。
また、引越し業者のダンボール回収には、「引越し後1か月以内」などの期限が設けられていることも多いですわ。なるべく早めに荷解きを済ませて回収を依頼しましょう。
期限を過ぎてしまった場合は、自力で処分しなければいけませんわ。量が少ないなら、ゴミの日に出しても問題ありませんの。
引越し後のゴキブリ対策
ダンボールにゴキブリが住みやすいかどうかは、保存方法によって決まりますの。
- △ スーパーに積んである中古
- 〇 引越し業者がもってくる新品
- 〇 ホームセンターで売っている新品
引越し後は、ダンボールはすぐに処分してくださいまし。
- 引越し業者による引き取り(期限有)
- ゴミの日に出す(少量)
- 回収業者に依頼(大量)
引越し完了後は、ゴキブリ忌避剤を置いて、奴らの侵入を防ぎましょう。