部屋にゴキブリがいるか確かめる方法3選&ゴキブリとは無縁の生活を送る方法
夜電気を消すとカサカサ音がするんだけど、これってゴキブリかな?怖くて眠れないんだけど…

…とお悩みのあなた!
ゴキブリは基本無音ですが、ゴミ袋などに入って動いてるときはカサカサ音がします。また、ゴキブリが繁殖していると、ホコリと油が混じったような独特な臭いがします。もし心当たりがあるなら、ゴキブリがいるかも知れません。

そこで今回は部屋にゴキブリがいるか確認する方法と、もしいた場合の対処法、そしてもう二度とゴキブリが出ないようにするための対策について詳しく解説します。

私は今はゴキブリとは無縁の生活を送っていますが、昔は対策が甘くてゴキブリが大量発生した経験があります。でも今回紹介する方法を見つけてからは、5年以上一度もゴキブリを見ていません。ゴキブリと無縁の生活を送りたい人はぜひ最後までお読みください。

 

部屋にゴキブリがいるかどうかを確認する方法3選

部屋にゴキブリがいるかどうかを確認する方法はいくつかあります。家具や家電を動かして、ゴキブリが隠れていそうな場所を片っ端から探していくのが一番手っ取り早いんですけど、私みたいにゴキブリが超苦手な人からするとかなり怖いと思います。なので今回はあまり勇気のいらない方法を3つ紹介します。

ごきぶりホイホイを使う

まず、ゴキブリホイホイを利用する方法があります。ごきぶりホイホイは、ゴキブリを誘引して粘着シートで捕まえるは小型トラップです。誘引剤には、ビーフやえび、野菜などが使用されています。使い方は簡単で、組み立ててゴキブリの通り道に置くだけです。

ただし、注意が必要な点もあります。誘引剤は強力なため、窓やドアが開いていると、外からゴキブリを引き寄せてしまう可能性があります。また、粘着シートが服についてしまうとなかなか取れないこともあります。使用方法を正しく理解することが重要です。

▶ 使い方を間違えると逆に増える!ごきぶりホイホイの効果とリスク

ゴキブリホイホイは、ゴキブリの行き来する通り道や隠れそうな場所に置くと効果的です。おすすめの設置場所を以下にまとめました。参考にしてください。

  • キッチンの水回り
  • ガス台の下
  • 洗面所の下
  • 冷蔵庫の下
  • ゴミ箱近く
  • 引き出しの中
  • 鉢植えの近く

毒餌を置く

ゴキブリ用の毒餌トラップを置く方法もあります。毒餌を置いてゴキブリが食べた形跡があれば、ゴキブリの存在を確認できます。

おすすめの毒餌はブラックキャップです。「ブラックキャップ」はゴキブリの駆除に効果の高い餌剤です。黒い容器の中にクリーム色の毒餌が入っています。容器を開ければ毒餌を確認できます。


引用元:https://www.shimtharos.com/entry/black-cap-danger

ブラックキャップもごきぶりホイホイ同様に、ゴキブリが出やすい場所に設置してください。キッチンの棚の中、コンロの下、引き出しの中、流しの下、冷蔵庫の下や机の裏側など。

ブラックキャップを設置した後、数日から1週間ほど経過したら、ブラックキャップの中のエサにかじった跡がないか確認してください。もしあれば、その場所にゴキブリが生息している可能性が高いと考えられます。

▶ ブラックキャップは効果大!でも死骸見たくないならゴキブリキャップの方がおすすめ

ゴキブリのフンを探す

ゴキブリのフンを探すという方法もあります。フンがあればゴキブリが生息している何よりの証拠です。

ゴキブリのフンの大きさは2mm程度で、黒色で無臭です。チャバネゴキブリのフンは小さいため、量があると独特のにおいを放ちます。

クロゴキブリのフン

引用元:アース製薬

ゴキブリは暗く湿った場所に巣を作り、巣の近くでフンをします。特にキッチン、浴室、洗面所、トイレなどの水回りの環境はゴキブリが住みやすい環境に適しており、浴槽エプロンやキッチンのシンク下、食器・食品がフンで汚染されることがあります。

フンがあると、そこからゴキブリが増えたり、病気を運んでくる可能性もあるため、すぐに清掃する必要があります。フンを処理するときは、手袋を着用して、洗浄剤を使用し、薬剤などを使用して殺虫することが大切です。フンを放置すると、ゴキブリの繁殖につながったり、健康上の問題を引き起こすことがありますので、早めの対応が必要です。

▶ 1~2mmの黒い粒はゴキブリのフン!除去しないと感染症のリスクあり

ゴキブリが確認された場合の駆除方法

ゴキブリが部屋にいることが確認された場合、まずは即座に対処することが大切です。目の前に現れたゴキブリを見逃さず、確実に駆除しましょう。念入りに捜索を行い、隠れているゴキブリも見つけ出すことが重要です。

殺虫剤を使う

家にいるゴキブリを駆除する方法には、多種多様な手段がありますが、殺虫剤を使用するのが最も一般的な方法です。殺虫剤は、スプレータイプやジェルタイプ、凍結スプレータイプなど、種類も豊富にあります。

中でも、フマキラーの「ゴキファイタープロ」は、18cmのロングノズルで離れた場所からゴキブリを狙い撃ちでき、ノズルが立ち上がるため、急に現れたゴキブリにも素早く噴射できます。

また、「冷凍ジェット」は、殺虫成分を使用していないので、小さなお子さまがいるご家庭でも安心して使用できます。凍結効果でゴキブリを瞬殺し、嫌なニオイやベタつき、汚れが残らないため、掃除も楽ちんです。

部屋にゴキブリが潜んでいる可能性のある暖かい家電製品(冷蔵庫の下、室外機の中など)をチェックしましょう。捜索する際には、懐中電灯などでしっかり照らして探すことがおすすめです。

駆除した後は、すぐに死骸を処理するようにしましょう。ゴキブリの死骸は、他のゴキブリのエサになってしまうからです。また、ゴキブリは危険を感じると卵を生むことがあります。駆除した後は近くに卵がないか確認しましょう。もしあった場合は卵の処理も必要です。

バルサンを使う

ゴキブリの数が多い場合は、バルサンプロEX、アースレッドWなどのくん煙剤を使って部屋にいるゴキブリを一掃するのがおすすめです。

バルサンは、部屋中に駆除する薬剤を噴射してくれる害虫駆除剤で、ゴキブリ退治には定番のアイテムです。使用する前には、部屋(窓や換気口など)を閉め切り、空気が逃げない空間をつくります。部屋を閉め切らないと十分に薬剤が行き渡らず、駆除効果が十分に得られません。また、害虫の隠れ場所となる、戸棚、引き出し、押入れなどを開放する必要があります。テレビやパソコンなどの精密機械は、バルサンの煙に含まれる薬剤が機械内部に付着すると故障の原因になります。そのため、精密機械は大きなゴミ袋などに入れて、口をしっかりと閉めておくことが必要です。また、食品にも注意しましょう。バルサンの使用後に食品を直接口にすると、口の中に薬剤が入ってしまうことがあります。このように注意して使用すれば、バルサンはゴキブリ駆除に効果的なアイテムとなります。

害虫駆除業者に依頼する

バルサン等を使っても駆除しきれない場合は、ゴキブリ駆除にはプロの力を借りることも有効です。害虫駆除の専門業者を利用することで、確実かつ迅速にゴキブリを駆除することができます。専門業者は、ゴキブリの生態や侵入経路を把握し、効果的な対策を提案してくれるため、安心して任せられます。

ゴキブリ駆除を害虫駆除業者に依頼する場合、費用相場や注意点について解説します。一般的な居住住宅用のゴキブリ駆除の費用相場は、1R:1万〜2.3万円、1LDK:1.27万〜3.9万円、2LDK:1.9万〜4.5万円で、間取りが広くなるほど料金も高くなります。ただし、技術や使用する道具や薬剤によって変わるため、事業者によって異なります。また、侵入経路が多く、全てを塞ぐ場合や自宅から遠い場所にある場合は費用が高くなる場合があります。深夜や休日に駆除を行う場合、追加料金が発生することもあります。以上の注意点を踏まえ、信頼性の高い害虫駆除業者を選び、適切な費用で駆除を行うことが大切です。

ゴキブリが出やすい家の特徴

ゴキブリが出やすい家にはいくつかの特徴があります。まず、ゴキブリは暖かい場所を好むため、家の中に暖かい家電製品が多くある家ではゴキブリが住みやすい環境が整っています。特に、冷蔵庫の下や室外機の中などの場所はゴキブリにとって住み心地が良いとされています。

また、ゴキブリは雑食性であり、食べかすやホコリ、壁紙やダンボールなどあらゆるものを食べることができます。そのため、家の中が汚れていると、ゴキブリがエサを見つけやすくなるため発生しやすくなります。

さらに、家への侵入経路が確保されている家では、ゴキブリが侵入しやすくなります。例えば、窓やドアの隙間が大きい家や、ベランダの柵の間隔が広い家はゴキブリが侵入しやすいと言われています。

また、外からの侵入に加えて、ダンボールや家具などの持ち込み品に付いている卵からゴキブリが発生することもあります。これらの要因から、ゴキブリが出やすい家の特徴を把握し、対策を行うことが大切です。

 

ゴキブリが出なくなる予防策

ゴキブリが出ないような環境を作るためには、いくつかの予防策をとることが重要です。

掃除して清潔を保つ

まず、清潔さが何よりも大切です。家の中を常に綺麗に保ち、特にキッチンやトイレはゴキブリが好む場所なため、丁寧に掃除することが効果的です。また、食べ物の残りカスや汚れが付着しないように、食器はこまめに洗うことも忘れずに行ってください。

ゴキブリの侵入を遮断する

次に、ゴキブリが入り込みにくい家にする工夫も必要です。窓やドアの隙間を埋めたり、通気口に金網を張ることでゴキブリの侵入を防ぐことができます。エアコンの室外機周辺もゴキブリが潜む場所となり得るため、きちんとゴキブリ対策を施すことが重要です。

▶ ゴキブリはどこから家に入ってくる?見落としがちな侵入経路10選

ゴキブリ対策グッズを使う

また、ゴキブリ用の粘着シートや殺虫剤などを利用して、ゴキブリが寄り付かない環境を作りましょう。最後に、ゴキブリが好む湿った場所を減らすことも大切です。換気扇を使ったり、湿気取りグッズを置くことで、ゴキブリがつられない環境を作ることが可能です。これらの予防策をしっかりと実行し、ゴキブリが出ない快適な住空間を手に入れましょう。

 

よくある質問と回答

ゴキブリが出る家と出ない家の違いはなんですか?

きちんと掃除をしていて、ゴキブリの侵入経路を塞いでいる前提で話をすると、ゴキブリが出やすい家と出にくい家の特徴は以下のようになります。

ゴキブリが出やすい家の特徴

  • 古い木造アパート
  • 一軒家や低層階
  • ゴミ捨て場が近い
  • 近くに飲食店やコンビニがある

ゴキブリが出にくい家

  • 新築
  • 鉄筋コンクリート
  • 3階以上の高層階
  • ゴミ捨て場が清潔

ゴキブリの巣ってどこにありますか?

ゴキブリの巣は、高温多湿で暗く、栄養豊富な場所にあることが多いです。大型家電や本棚の下や裏、エアコンの中や段ボールのすき間など、巣になりやすい場所はいくつかあります。

結局ゴキブリに一番効くのって何ですか?

家を清潔に保ち、除湿をして、ゴキブリが住みにくい環境を作るのが一番ゴキブリ対策として有効です。

ゴキブリの駆除に関しては、市販のゴキブリ用の殺虫剤は大体強力なのでよく効きます。