ゴキブリが怖くて退治できない一人暮らしの方向けの簡単なゴキブリ退治方法

ゴキブリが出た!でも怖くて自分じゃ退治できない。一人暮らしなのにどうしよう

…とお悩みのあなた。分かります。私も昔はゴキブリが出たら、怖くて部屋から逃げて、1時間位かけて勇気を出してからゴキブリがいた場所に向かうので、見失って余計怖くなって泣いていました。

でも今はゴキブリが出てもすぐに退治できます。ゴキブリは怖いままですが、直接触ったり見たりせずに駆除する方法が分かったからです。今回はそれを紹介します。

 

ゴキブリが怖い人向け!手軽な便利グッズ3選

「ゴキブリが動いてるのを見たくない。というかゴキブリが出た部屋にいるとか無理」という人でもできるゴキブリ駆除グッズを3つ紹介します。

ブラックキャップの効果と使い方

ゴキブリを駆除する手軽な方法の一つに、ブラックキャップと呼ばれるゴキブリ専用の毒餌があります。ゴキブリが好む半生の餌にフィプロニルという神経系に作用する殺虫成分が含まれています。食べたゴキブリは数時間~数日で死亡します。

使い方は簡単で、ブラックキャップをゴキブリの出没する場所に設置します。食べたゴキブリだけでなく、そのゴキブリのフンを食べた他のゴキブリや卵まで毒が届くため、巣ごと一層できる効果が期待できます。

▶ ブラックキャップはゴキブリに効果大!おすすめの置き場所と注意点

直接対処することなくゴキブリを駆除できるため、怖くて退治できない方でも安心です。ただし、死骸は残ることが多いため、その処理が必要です。

ただ、死骸の処理に関してはゴキブリが見えないように処理する方法もあります。詳しくは後述します。

 

ごきぶりホイホイの効果と使い方

2つ目はごきぶりホイホイです。これはゴキブリを捕まえるための箱型の粘着トラップです。誘引剤の匂いでゴキブリを箱の中に引き寄せて、箱の床にある強力な粘着トラップで捕らえます。

使用方法は簡単で、ごきぶりホイホイをゴキブリの通り道や出入り口の近くに設置します。ゴキブリが接触するとホイホイに捕まります。捕まえた後は、トラップごと処分することが重要です。

ごきぶりホイホイは強力なトラップですが、玄関や窓際に置くと外からゴキブリを誘引してしまう可能性があったり、使用期限が過ぎると粘着力が低下するため、使い方には注意が必要です。

▶ 使い方を間違えると逆に増える!ごきぶりホイホイの効果と正しい使い方

 

バルサンの効果と使い方

3つ目はバルサンです。バルサンは、害虫駆除のための燻煙剤です。室内全体に煙を充満させることで、ゴキブリなどの害虫を駆除します。ゴキブリが出た部屋だけでなく、すべての部屋で同時にバルサンを焚くとゴキブリの成虫を全滅させることができます。ゴキブリにはバルサンプロEXがおすすめです。

バルサンを焚く際は、窓やドア、換気扇の隙間を塞いで部屋を密閉する必要があります。また火災報知器にカバーをつけないと警報が鳴ってしまうので注意が必要です。カバーはバルサンに付属しています。

ただ、バルサンはゴキブリの成虫・幼虫にしか効きません。卵を産み付けられた場合、卵は無傷で残っています。なのでバルサンを焚いた後は卵を探して駆除する必要があります。卵は小豆みたいな見た目なので、ゴキブリが怖い人でも簡単に駆除できます。ただ、放っておくと大量の幼虫が孵化しちゃうので、すぐに駆除する必要があります。

 

ゴキブリを見つけたときの効果的な対処法

目の前にゴキブリが出てきたら正直恐怖ですよね。でも放っておくと逃げられますし、繁殖してもっと増える可能性が高いのですぐに駆除する必要があります。

殺虫スプレーによる駆除方法

ゴキブリを見つけた場合、効果的な対処法の一つに殺虫スプレーの使用があります。市販の殺虫スプレーはゴキブリに直接噴射することで駆除できます。

使用する際には、安全な距離を保ちながら、ゴキブリの近くにスプレーを噴射します。ただし、スプレーを使う場合は換気をしっかりと行い、周囲の人やペットへの影響に注意しましょう。

消毒用アルコールや食器用洗剤による駆除方法

消毒用アルコールや食器用洗剤も、ゴキブリを駆除するために利用できます。これらのアイテムはゴキブリの体表を傷つけ、窒息させる効果があります。

使用する際には、アルコールまたは洗剤をスプレーボトルに入れ、ゴキブリに直接噴射します。ゴキブリは体表に付着したアルコールや洗剤で窒息して死にます。

なお、使用するアルコールや洗剤には、食品に対して安全なものを選びましょう。また、使用後は手洗いや十分な換気を行い、安全に取り扱いましょう。

ゴキブリを掃除機で吸っても良いのか?

ゴキブリを掃除機で吸うことも一つの対処法ですが、生きたゴキブリを掃除機で吸ってしまうと中で繁殖して大量発生する危険があります。メス単体で繁殖・産卵ができるワモンゴキブリという種類のゴキブリもいるため、1匹だけ吸い込むこともおすすめできません。

参考文献:北海道大学「ゴキブリはメス集団だけで生き延びる」

もしどうしても掃除機を使いたい場合は、先端にストッキングなどをつけて、吸引力で捕らえるという使い方がおすすめです。これなら中に吸い込む心配はありませんからね。

もし誤って掃除機でゴキブリを吸ってしまった場合は、以下の記事を参照してください。

【中で繁殖して出てくる!?】ゴキブリを掃除機で吸った時の対処法

 

ゴキブリの死骸を触らずに処理する方法

ゴキブリを駆除しても、その後には死骸が残ります。ゴキブリの死骸は他のゴキブリのエサになりますし、放置しておくと衛生的にも良くないのですぐに処理する必要があります。

ただ、死骸も怖いんですよね。見るのも怖いし、直接触るのなんて無理。ティッシュを10枚くらい重ねて掴もうにも、ちょっとゴキブリの感触があってそれだけでも気持ち悪くて無理ですよね。

そんな時に使えるアイテムを2つ紹介します。

イヤな虫 泡で固めて ポイ

これは泡スプレーです。ゴキブリにかけると泡でゴキブリを包んで固めてくれます。あとは泡を掴んで捨てればいいので、ゴキブリを見ることも触ることもしなくて大丈夫です。

ただ、「イヤな虫 泡で固めて ポイ」に殺虫成分はないので、殺虫剤等で殺して動かなくなったゴキブリに使ってください。

むしとり ぴた郎

2つ目は「むしとり ぴた郎」です。棒の先端の粘着シートで捕らえて捨てるアイテムです。粘着シートはワンタッチで簡単に外せるので、ゴキブリを見ずに捨てることができます。

ゴキブリを捨てたらすぐに袋を縛って密閉しましょう。

 

ゴキブリが逃げ込む場所と対策

キッチンに逃げ込んだゴキブリの駆除方法

ゴキブリがキッチンに逃げ込んだ場合、以下の対策を行いましょう。

  • 食品やゴミをしっかりと密閉する。
  • キッチン周辺の隙間や亀裂をふさぐ。
  • ゴキブリが好む水分を減らすため、除湿剤を置く
  • ブラックキャップやごきぶりホイホイを設置する。

これらの対策により、ゴキブリがキッチン内で生息しにくくなります。

家具や家電の下や裏に隠れたゴキブリの駆除方法

家具や家電の下や裏に隠れたゴキブリを駆除するには、以下の対策が効果的です。

  • 家具や家電を移動させ、ゴキブリが隠れる場所を掃除する。
  • 隙間や亀裂をふさぐ。
  • ゴキブリ専用のゲル剤やごきぶりホイホイを設置する。

これらの対策により、ゴキブリの隠れ場所を制限し、駆除を促進します。

観葉植物の周りに隠れているゴキブリの駆除方法

観葉植物の周りに隠れているゴキブリを駆除するには、以下の対策が有効です。

  • 植物の鉢底にゴキブリが隠れるのを防ぐため、鉢底に網やゴミ袋を敷く。
  • 葉の下や根元にゴキブリが隠れるのを防ぐため、定期的に植物をチェックし、ゴキブリを発見した場合は駆除する。
  • ゴキブリ専用のゲル剤やごきぶりホイホイを植物の近くに設置する。

これらの対策により、観葉植物周辺のゴキブリを減らすことができます。

天井に逃げたゴキブリの駆除方法

天井に逃げたゴキブリを駆除するには、以下の対策を試しましょう。

  • ゴキブリ専用のゲル剤やごきぶりホイホイを天井近くに設置する。
  • スプレー式の殺虫剤を使い、天井に直接噴射する。
  • 天井に這い上がるのを防ぐため、壁や天井の隙間や亀裂をふさぐ。

これらの対策により、天井に逃げ込んだゴキブリを駆除しやすくなります。

エアコンに逃げこんだゴキブリの駆除方法

エアコンに逃げこんだゴキブリを駆除するには、以下の対策を行いましょう。

  • エアコンのフィルターを定期的に清掃する。
  • ゴキブリ専用のゲル剤やごきぶりホイホイをエアコン周辺に設置する。
  • ゴキブリが出入りしやすいエアコンの隙間や亀裂をふさぐ。

これらの対策により、エアコン内に侵入したゴキブリを駆除することができます。

▶ エアコンからゴキブリが落ちてきたら中に大量にいる!すぐに駆除する方法

 

どうしてもゴキブリを退治できないなら駆除業者に依頼する

ゴキブリを自力で駆除できない場合は、駆除業者に依頼することを検討しましょう。

ゴキブリ駆除業者の選び方

駆除業者を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。

  • 経験と信頼性: 長年の経験を持ち、信頼できる業者を選びましょう。
  • 公式な許可と認定: 駆除業者が公式な許可や認定を持っているか確認しましょう。
  • 料金と契約内容: 料金や契約内容を複数の業者と比較し、納得のいく選択をしましょう。
  • 使用する道具や薬剤

ゴキブリ駆除の費用

ゴキブリ駆除の費用は、駆除業者や駆除範囲によって異なります。一般的には、駆除範囲や処理方法、施工面積によって料金が設定されます。

一般的な居住住宅用のゴキブリ駆除の費用相場は、1R:1万〜2.3万円、1LDK:1.27万〜3.9万円、2LDK:1.9万〜4.5万円となっていますが、依頼する事業者によって変わります。また、侵入経路が多い場合や遠くから来てくれる場合は、費用が上がることもあります。深夜料金がかかる場合もあるので、事前に確認をしましょう。

具体的な費用については、複数の駆除業者から見積もりを取ることで比較し、適切な価格設定を確認しましょう。

駆除業者に依頼する際の注意点

駆除業者に依頼する際には、以下の注意点に留意しましょう。

  • 業者の信頼性: 口コミや評判を調べ、信頼できる業者を選びましょう。
  • 契約内容の確認: 料金、駆除範囲、処理方法など、契約内容を明確に確認しましょう。
  • 保証期間の確認: 駆除後の保証期間や追加対応についても確認しましょう。

これらの注意点を踏まえながら、信頼できる駆除業者を選ぶことが重要です。

 

ゴキブリを家に寄せつけないための対策

ゴキブリを駆除した後は二度とゴキブリを見なくて済むように以下の対策をしましょう。

清潔な室内環境の保持方法

ゴキブリを家に寄せつけないためには、清潔な室内環境を保つことが重要です。

  • 食品やゴミのこまめな管理: 食品は密閉容器に保管し、ゴミはこまめに捨てましょう。
  • 定期的な掃除: 食器や調理器具のこまめな洗浄や床の掃除を行い、ゴキブリが好む餌や隠れ場所をなくしましょう。
  • 水や湿気の管理: シンクや排水口の乾燥、浴室の換気など、水や湿気を減らす対策を取りましょう。

これらの対策により、ゴキブリが生息しにくい環境を作ることができます。

外部からの侵入を防ぐための対策

ゴキブリの侵入を防ぐためには、以下の対策を行いましょう。

  • 窓やドアの隙間の封じ込め: 隙間や亀裂をテープやシーリング材でふさぎ、ゴキブリの侵入経路を遮断しましょう。
  • 網戸の使用: 窓やベランダの出入り口に網戸を設置し、ゴキブリの侵入を防ぎます。
  • ゴキブリ専用の防虫剤の使用: 玄関やベランダなどの出入り口周辺にゴキブリ専用の防虫剤を使用し、侵入を防止します。

これらの対策により、外部からのゴキブリの侵入を最小限に抑えることができます。

▶ ゴキブリはどこから家に入ってくる?見落としがちな侵入経路10選

室内の水や湿気を減らし換気する

ゴキブリは水分を好む生物ですので、室内の水や湿気を減らす対策が重要です。

  • 水漏れの修理: 水道や給湯器などの水漏れを修理しましょう。
  • 換気の徹底: 風通しの良い環境を作るため、定期的に換気を行いましょう。
  • 除湿器の使用: 湿気の多い季節や湿気のある場所では、除湿器を使用して湿度をコントロールします。

これらの対策により、ゴキブリが好む湿度を減らし、室内を乾燥させることができます。

ゴキブリの苦手な観葉植物の置き方

ゴキブリは特定の観葉植物を苦手とする傾向がありますので、それを利用して対策を取ることができます。

  • ゴキブリが嫌う植物の配置: ニーム、ペパーミント、ローズマリーなど、ゴキブリが嫌うとされる植物を室内に配置しましょう。
  • 置き場所の工夫: ゴキブリの侵入経路や出没箇所周辺にゴキブリが嫌う植物を配置することで、ゴキブリの寄り付きを防ぎます。

これらの対策により、ゴキブリが苦手とする環境を作り出し、侵入を抑えることができます。

 

ゴキブリが出ない家に住もう

上記の対策をしてもゴキブリがいなくならない場合は、もう引っ越しを検討してもいいかもしれません。隣の部屋がゴミ屋敷だったり、すぐ近くに飲食店がある場合などは、どんなに努力してもゴキブリを完全に排除することは難しいですからね。

高層階の部屋を選ぶ

高層階の部屋を選ぶことには、ゴキブリが出にくい利点があります。

  • 侵入経路の限定: 高層階にあるため、ゴキブリの侵入経路が限られるためです。
  • 風通しの良さ: 高層階は風通しが良いため、換気や乾燥がしやすく、ゴキブリの生息を防ぎます。

これらの利点により、高層階の部屋ではゴキブリが出る可能性が低くなります。

築年数と管理状況を確認する

ゴキブリが出にくい住まいを選ぶ際には、築年数と管理状況を確認することが重要です。

築年数は若ければ若いほどいいです。管理状況は共用部分や共用施設の清掃や駆除活動が行われているかで確認しましょう。

ゴキブリが出にくい立地条件

ゴキブリが出にくい立地条件を考慮することも重要です。

  • 衛生的な環境: 周囲の環境が清潔であることや、ゴミ処理が適切に行われていることが望ましいです。
  • 自然環境との距離: 公園や河川などの自然環境との距離が適度であることが望ましいです。

これらの立地条件を考慮し、ゴキブリが出にくい住まいを選ぶことができます。