こたつより電気代安い暖房器具があるって知ってますか?
最近はエアコンだけでなく、こたつも省エネタイプのものが多く販売されています。なので今のこたつの電気代は超安いです。
しかし、そのこたつよりもっと安い暖房器具があるんです。本体価格・電気代ともに半分以下で凄い暖かい暖房器具。実は僕も現在これを使っています。
そんなわけで今回は
- 省エネこたつの電気代・本体価格
- こたつより安い最強暖房器具の電気代・本体価格
- 最強暖房器具を使う際の注意点
この3つを詳しく解説します。
冬は光熱費がとにかく嵩む時期です。電気代だけでも節約して冬の出費を減らしましょう。
省エネこたつの電気代は1時間平均3円?
こたつよりも電気代が安い暖房器具を紹介する前に、そもそもこたつの電気代がどれくらいなのかを最初に紹介します。一括りにこたつと言っても、タイプによって電気代は倍近く変わってきます。
今回は
- U字石英管タイプと
- フラットヒータータイプ
の2種類のこたつを紹介します。
1.U字石英管こたつの電気代は1時間3~4円
まずはU字石英管のこたつから。
ニトリの「リバーシブルこたつ(コタツ ジュリバN 75 BK)」がまさにU字石英管タイプのこたつです。
出典:https://www.nitori-net.jp/store/
こちらのこたつは75cm×75cm。
一人暮らし用の省エネこたつで、本体価格は6000円弱です。U字石英管でじんわり温まります。
表記されてる消費電力は300Wですが、これは最大運転時の消費電力です。最近のこたつは全てサーモスタット機能(自動温度調節機能)がついているので、電源を入れてこたつ内が温まるまでの数分間だけ最大運転で、温まった後はほとんど電力を消費しません。
温まった後の消費電力は、
弱なら81W、強でも159Wです。
なので、1時間あたりの電気代は弱なら2.2円、強でも4.3円になります。1日10時間毎日こたつを使ったとしても、1ヶ月の電気代は弱なら660円、強でも1290円になります。
(1kWhあたり電気代27円とする)
2.フラットヒーターこたつの電気代は1時間1円台
2つ目はフラットヒーターこたつです。
ニトリの「人感センサー付きフラットヒーターこたつ(サーチN 75 MBR)」がまさにこれです。大きさは75cm×75cm。一人暮らし用の省エネこたつで、価格は2万弱です。
出典:https://www.nitori-net.jp/store/
画像を見ても分かる通り、U字石英管のこたつよりヒーターの面積が大きいので、より効率的に温めることが出来ます。
表記されてる消費電力は220W。
ですがこれも上記同様、電源を点けて温まるまでの数分だけです。温まった後の消費電力は抑えられます。
温まった後の消費電力は
弱なら55W、強でも92Wしか電力を消費しません。
1時間あたりの電気代で言えば、
弱なら1.5円、強でも2.5円。
毎日10時間使った場合の1ヶ月の電気代も、弱なら450円、強でも750円しかかかりません。
(1kWhあたり電気代27円とする)
3.こたつを買うならフラットヒータータイプ
ここまでの内容を一度まとめると
こたつの電気代は
【U字石英管こたつ】
- 本体価格5000円~
- 1時間あたりの電気代は
弱:2.2円
強:4.3円
【フラットヒーターこたつ】
- 本体価格1万円~
- 1時間あたりの電気代は
弱:1.5円
強:2.5円
こたつを買うなら断然フラットヒーターこたつをおすすめします。本体価格は少し高いですが、これから何年も使うと考えれば、フラットヒーターこたつの方がお得です。
しかし、一人暮らしの場合は
もっと安い暖房器具があるんです。
フラットヒーターこたつよりも本体価格・電気代ともに安くて、しかも凄い暖かい暖房器具。それがこちら↓
こたつより本体価格・電気代ともに安い最強暖房器具
1.電気代・暖かさともに最強
こたつより安い暖房器具とは何か。
それは電気毛布です。
消費電力は
- 強:50W
- 中:25W
- 弱:5W
1時間あたりの電気代は
- 強:1.35円
- 中:0.67円
- 弱:0.13円
なので「強」で使用しても
電気代はフラットヒーターこたつを弱で使った時より少し安いです。
まぁ、電気毛布を「強」で使用すると結構熱いので、実際は「中」か「弱」で使うことになると思います。僕はいつも「中」で使ってます。
そう考えると電気代はこたつの半分以下で済みます。
2.本体価格も安い
「電気代凄い安いじゃん」
「でも、その分本体価格が高いんじゃ」
「省エネエアコンも凄い高いしね」
と思うかもしれませんが、心配御無用。電気毛布は3,000~4,000円程度で買えるんです。
省エネこたつは1~2万円くらい平気でするので、それと比べたらかなり安いと思います。一人暮らしにはおすすめです。
電気代は安いけど膝が痛くなる暖房器具?
1.電気毛布は座り作業するなら2枚必要
ここからは、電気毛布を使ってみた感想ですが
全身包まれば超暖かいです。
「弱」だと少し寒く感じるかもしれませんが、「中」に設定すれば十分冬を越せます。
ただ、椅子に座って作業する人は、
- 上に羽織る用
- 足に巻く用
で2枚買った方が良いかもしれませんね。
2.電気毛布はひざが痛くなる?
そしてもう1つ。
電気毛布は、毛布の中に張り巡らされた線に電気を流すことで温めています。そのため、人によっては膝などの関節の具合が悪くなるかもしれません(私はそうでした)。なので
- 肌に直接羽織る
- 薄着に羽織る
- 静電気が発生しやすい衣服の上に羽織る
などは避けた方が良いと思います。
ちなみに私は、タオルケットを羽織って、その上から電気毛布を巻いていました。
こたつより電気代が安い最強暖房器具は一人暮らし専用
今回の内容をまとめます。
- こたつを買うならフラットヒータータイプ
- フラットヒーターこたつの本体価格は1万円~
電気代は1時間1.5~2.5円 - 電気毛布は本体価格4000円程度
電気代は1時間0.6円程度 - 電気毛布は全身包まれば超暖かい
- 座って作業するなら2枚必要
- ただし、薄着の上に羽織ると骨や関節の具合が悪くなるかも
- 厚着して、その上に羽織ると問題ない
といった感じの暖房器具です。
一人暮らしには電気毛布が最もコスパの良い暖房器具と言えるでしょう。ただし、長時間使用する場合は使い方に注意してくださいね。