【カビ付カーテンが新品同然に!】30分で終わるマル秘洗濯法

湿度の高い夏。
窓に結露ができる冬。
年に2度「カーテンにカビが生えやすい時期」が到来します。特に白いカーテンレースは黒カビが目立って最悪ですよね。カビは健康面にも害をなすので、なんとか処理したいところ。

でも深く根を張ったカビは、普通に洗濯しただけでは落ちません。そこで今回は、頑固なカビを確実に落とす洗濯方法と、2度とカビを発生させない予防法をご紹介します。

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1.洗濯する前にカーテンのカビをタオルに半分移す

1.1.まずカーテンを乾燥させる

まず最初に、カーテンが湿っているようならドライヤーで完全に乾燥させてください(本当は自然乾燥の方がいい)。その方がカビが取れやすくなるので。

カーテンが乾いたら、換気の出来る場所でカビ取りを開始します。カビ取りの際は

  • ゴム手袋
  • マスク
  • ゴーグル

の着用を忘れずに。

 

1.2.カーテンのカビをタオルに移す

カビ取りの手順は以下の通りです。

  1. カビ部分にカビキラーを噴きかける
  2. その上に乾いたタオルを当てる
  3. 歯ブラシに洗濯用洗剤を付ける
  4. カビ部分の裏側(タオルを当てた側の裏)を、歯ブラシで優しくこする

5分ほど擦れば、カーテンのカビをある程度タオルに移すことが可能です。ちょっとしたカビならこれだけで完全に取ることもできます。

歯ブラシでこする際は、優しく撫でるようにしてくださいね。じゃないとカーテンの生地が傷むので。

カーテンのカビをタオルに移した後は、40度位のお湯でカーテンのカビキラーを洗い落とし、カーテンを乾燥させてください。

 

1.3.カーテンの洗濯表示の確認

タオルにカビを移しても、まだカーテンにカビが残っているようなら洗濯します。が、その前にカーテンの洗濯表示を確認して、自宅での洗濯が可能かどうか確認しましょう。

【洗濯機での洗濯が可能】

洗濯表示が以下のいずれかのマークなら、洗濯機で洗濯が可能です。


出典:https://lidea.today/articles/956

 

【手洗い洗濯なら可能】

洗濯表示が以下のいずれかのマークの場合は、洗濯機の洗濯は無理です。ですが手洗い洗濯は可能なので、自宅で洗濯できます。


出典:https://lidea.today/articles/956

 

【家での洗濯が不可能】

洗濯表示が以下のいずれかの場合、水を使った洗濯はできません。自宅ではどうしようもないのでクリーニングに出すしかありません。


出典:https://lidea.today/articles/956

 

2.洗濯機でカーテンのカビ取りをする方法

洗濯機で洗えるカーテンのカビ取り洗濯手順は以下の通りです。

  1. カーテンについたホコリを取る
  2. カビ部分が表に来るようにたたみ、洗濯用ネットに入れる
  3. 手洗いコースかドライコースで洗う

手洗いコースやドライコースだと、洗い方も優しいですし、脱水時間が短く生地が痛みにくいのでおすすめです。注意点を以下にまとめます。

 

2.1.気になるカビには酸素系漂白剤

大きな黒カビなどがある場合は、カビ部分に酸素系漂白剤を付けてから洗濯しましょう。

酸素系漂白剤には粉末タイプと液体タイプがあります。粉末タイプのほうが漂白効果は強いですが、その分生地が痛みやすいので、液体タイプをおすすめします。

また、カーテンの色が白くても色の濃さによっては漂白剤で変色してしまうこともあります。使う前に目立たない箇所で確認してから使用してください。

 

2.2.カーテンは「屏風たたみ」がベスト

屏風畳み
出典:http://raria.net/modules/pico2/index.php?content_id=3

洗濯用ネットに入れる際、上図のような「屏風たたみ」で入れると、洗濯後に形を整えるのが楽になります。屏風だたみにしてもカビ部分が表に来るようなら、そうしましょう。

 

3.手洗い洗濯でカーテンのカビ取りをする方法

続いて、手洗い洗濯マークのカーテンのカビ取り方法を説明します。

  1. お風呂場に桶を置く
  2. 桶に50度のお湯を入れる
  3. 酸素系漂白剤と洗剤をお湯に混ぜる
  4. カーテンを20分つけ置きする
  5. カーテンを畳んで洗濯ネットに入れる
  6. 洗濯機ですすぎと脱水をする

浸け置きする時間が長いと、逆に汚れを吸収してしまう可能性があります。15~20分程度で切り上げてください。

すすぎと脱水は洗濯機で行いますが、

  • すすぎは2回注水
  • 脱水は30秒

にしてください。やり過ぎるとカーテンの生地が痛みます。

 

4.洗濯が終わったカーテンはすぐに陰干し

カーテンの洗濯が終わったら干します。脱水が終わったらすぐに干してください。でないとシワになったり縮んだりします

 

4.1.カーテンレールに陰干し

カーテンを干す際は、カーテンレールにかけて干すと、カーテン自体の重さでシワが伸びて形が整うのでおすすめです。ただ、濡れたカーテンは重いので、干す前にカーテンレールの取り付けを確認してから干しましょう。

また、カーテンは日干しすると生地が縮んだり変質するので、陰干しを心がけてください。

 

4.2.早く乾かさないとまたカビが生える

洗濯後の濡れたカーテンはカビが繁殖しやすい環境です。なので窓を開けて部屋を換気した状態で干しましょう。

雨の日の場合は、エアコンの除湿機能を使ったり、カーテンに扇風機を当てるなどして、とにかく早く乾かす努力をしてください。

 

5.二度とカーテンにカビを生やさない予防方法

ここまでの内容を一旦まとめます。

  • カビ取り前にカーテンを乾かす
  • 洗濯前にカーテンのカビをある程度タオルに移す
  • カーテンが洗濯可能か確認する
  • 洗濯機で洗う場合はドライコースか手洗いコース
  • 目立つカビには酸素系漂白剤
  • カーテンは畳んで洗濯ネットにいれて洗濯
  • 手洗いマークのカーテンは浸け置き洗濯
  • すすぎは2回、脱水は30秒
  • 脱水し終わったカーテンはすぐにカーテンレールに陰干し
  • できるだけ早く乾かす

ここまで読んで分かる通り、カーテンのカビ取りは大変です。なのでカビ予防を徹底しましょう。カーテンのカビ予防策は以下の2つです。

 

5.1.窓の結露対策でカビ予防

冬にカーテンにカビが生える原因は窓の結露です。なのでこまめに窓を拭くか、断熱シートを貼って結露を防ぎましょう。私はこまめに拭くのが面倒臭いので、断熱シートを貼っています。値段は千円前後です。

ただ、断熱シートは貼り方に注意が必要です。詳しいやり方は↓の記事をご参照ください。

⇒ 【窓用断熱シート】誤った使用での窓割れ注意!

 

5.2.部屋のカビ予防=カーテンのカビ予防

二つ目の予防策は、部屋自体のカビ予防です。部屋の湿度を下げるのはもちろん大事ですが、それだけでは足りません。ミョウバンを使うなどしないとカビを完全に防ぐことは出来ないのです。

部屋のカビ予防方法の詳細はこちら↓をご覧ください。

⇒ 【湿度を下げるだけじゃダメ!】お部屋の最強カビ予防策

 

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