賃貸に住んでいて一番恐いことは、何と言っても「汚れ・破損」です。ちょっとでも壊したり汚したりすると、退去時に莫大なクリーニング代を請求されますからね。(or 敷金が返ってこない)
中でも壁のカビは特に厄介です。壁紙を張り替えなきゃいけないので、まず敷金は返ってこないでしょうね。
でも大丈夫。
今回ご紹介する方法を使えば、大抵のカビは綺麗さっぱり落とすことが出来ますから。
壁紙の種類によって方法が違う
一口に壁紙と言っても色々ありますよね。色や模様も様々です。カビ取りはそれぞれに合った方法を選ばないと、カビは取れても別の問題が発生します。
真っ白で単純な模様なら、通常のカビ取り剤(カビキラーetc)を使えば簡単に取れます。しかし、これが
- 濃い色
- 白以外の色
- 複雑な模様
だと、カビ取り剤の漂白作用で「変色」「色落ち」してしまいます。
カビ取り剤は直接付けない
とは言っても、大抵の場合、壁紙は真っ白だと思うので、まずは白い壁紙のカビ取り方法からご紹介します。
手順は至って簡単。
- マスクとゴーグルを着用
- 布にカビ取り剤を付ける
- その布でカビを拭き取る
- 水雑巾で軽くふく
- ドライヤーで乾かす
カビ取り剤は直接付けると、材質によっては模様が変わったりするので、雑巾などの布に付けて使ってください。
カビを取った後は、必ず水雑巾でカビ取り剤を取り除いてください。ちょっとでも残っていると、黄ばんだりマダラに漂白されたりしますので。
カビ取り剤は壁紙に使えるものを選びましょう。私は「カビホワイト」を使ってます。
どんな壁でも使える方法はこれ
1.白じゃない壁にはアルコール
白じゃない壁には、消毒用アルコール(エタノールなど)で濡らした布で、カビ部分を軽く叩くように拭き取りましょう。アルコールには殺菌効果があるので、これでカビは死滅します。
2.黒ずみが消えない
ただ、アルコールはカビの残骸を分解することはできないので、カビの度合いによっては、黒ずみが取れないことがあります。。その場合は壁紙を張り替えるしかありません。
「張り替えって金かかるじゃん」
と思うかもしれませんが、実は無料で新品の壁紙を入手する裏ワザがあるんです。
カビ取り後は「カビ予防」
カビ取りに成功したら、2度とカビが発生しないように予防しましょう。カビには「温度」「湿度」「栄養」の3つの繁殖条件があります。これらを抑えることでカビを予防できます。
- 温度:15~30℃(20〜28℃で大発生)
- 湿度:60%以上(80%以上で大発生)
- 栄養:人の髪や皮脂、ほこり等
温度に関しては仕方ないにしても(15℃以下は寒い)、湿度と栄養は何とかできます。
部屋の湿度を60%以下にする
部屋の湿度を下げる一番簡単な方法はエアコンの除湿ですが、ずっと除湿していると今度はエアコンの中にカビが生えますし、電気代も凄いことになるので、どうしてもって時以外はおすすめしません。基本は窓を開けて風通しを良くしたり、換気扇を回したりして湿度を下げましょう。
ただし、雨の日は外の空気の湿度が高いので換気扇は消すことをおすすめします。また、部屋干しは湿度が上がるのでやめましょう。
壁を綺麗にする
髪や皮脂やホコリはカビの栄養になるので、あんまり壁を触らないようにしたり、定期的に壁をコロコロなどで掃除することが大切です。ただ、あんまり粘着力が強いコロコロを使うと壁紙が剥がれちゃったりするので、100均とかの弱いコロコロがおすすめです。
気になるところにはミョウバン水
ただ、壁紙が「水分を吸いやすい材質」だったりすると、部屋の湿度を下げてもカビが生える場合があります。そういう箇所にはミョウバン水がおすすめです。ミョウバン水には殺菌効果があるので、壁にかけるとカビを倒してくれる上に、薄い膜が張られてカビ予防にもなります。また、消臭効果もあるのでカビの臭いも消してくれます。
ミョウバン水のおすすめの分量はこんな感じ↓
- ミョウバン:10g
- 水:400ml
ミョウバンは水に溶けるのに時間がかかるので、上記の分量で混ぜたら透明になるまで3日程放置してくださいね。使う時は霧吹き・スプレーに入れて使うといいですよ。
壁紙のカビは面倒くさい
ここまでの内容をまとめます。
白い壁紙のカビ取り
- マスクとゴーグルを着用
- 布にカビ取り剤を付ける
- その布でカビを拭き取る
- 水雑巾で軽くふく
- ドライヤーで乾かす
白以外の壁紙のカビ取り
- アルコールで布を濡らす
- 軽く叩くように拭く
- ドライヤーで乾かす
壁紙のカビ予防
- 湿度を60%以下に保つ
- 壁についたホコリや汚れを取る
- カビが生えやすい箇所にはミョウバン水をかける
賃貸一人暮らしです。
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