ベランダは、数あるコバエの発生源の中でも要所と言える場所です。ここの対策をしっかりしておかないと、外部から、たくさんのコバエが侵入して来ます。
そこで今回は、ベランダにあるコバエの発生源と対策を紹介します。
ベランダのコバエ対策① 排水口
ベランダの排水口は、コバエだけでなく、ゴキブリなど様々な害虫の侵入経路として知られていますので、しっかり対策をしておきましょう。
コバエ対策としては、「コバエ用ムース」&「排水口コバエ退治錠剤」がおすすめです。
中にコバエ退治錠剤を1錠投入した後、排水口の入り口全体を覆うようにコバエ用ムースを噴射すれば完璧です。
ベランダのコバエ対策② 水たまり・排水溝のゴミ
排水溝や、ベランダの凹部分に水たまりが出来ている場合、そこにゴミが入ると、腐敗してコバエを大量に引き寄せてしまうので、要注意です。
ベランダのコバエ対策③ 洗濯物
雨に濡れた洗濯物や、生乾きの洗濯物も、臭いでコバエを引き寄せてしまいます。夏場は、外干ししていても生乾き状態になることが多々あります。
生乾き対策は、以下の通りです。
①洗濯機を綺麗にする
洗濯機の中は、じめじめしていてニオイ菌が繁殖しやすい環境です。定期的に、60℃くらいのお湯を入れて、ニオイ菌の繁殖を抑えましょう。
②洗濯物の量は、洗濯機のキャパの8割まで
洗濯用洗剤には、ニオイを抑える効果もあります。しかし、洗濯物が多過ぎると、洗剤が隅々まで行き渡らず、効果が薄れてしまいます。
③濡れた洗濯物にはコバエ大量発生
濡れた衣類を洗濯機内に放置すると、中で雑菌が増殖して、生乾きの原因になります。
濡れた衣類を洗濯する際は、すぐに洗濯する場合を除いて、一旦乾かしてから洗濯機の中に入れましょう。また、洗濯後は、すぐに干しましょう。
④洗濯物を干すときは、風通し良くする
干すときは、洗濯物同士を密着させず、風が通る隙間を確保するように心がけましょう。部屋干しする際は、間隔を空けるのはもちろん、エアコンや扇風機で風の流れを作りましょう。
ベランダのコバエ対策④ 観葉植物
腐葉土や有機肥料が多いと、キノコバエが土中に卵を産み付け、大量発生します。腐葉土は、水のやり過ぎが原因なので注意してください。
すでにコバエが大量発生している場合は、こちらの記事が参考になると思います。
ベランダのコバエ対策⑤ 隣の部屋のベランダ
どんなに害虫対策をしても、どんなに良い物件を選んでも、隣人のマナーがなっていないと全て水の泡です。特に、隣人がベランダにゴミを放置している場合は何をやっても無駄です。
- 隣人に直接文句を言う
- 管理人に頼んで注意してもらう
- 回覧板で呼びかける
などをしても改善されなかった場合、もう引越した方が良いと思います。
ベランダはコバエ最大の侵入経路
まず、今回のまとめです。
①排水口
- コバエ用ムース
- コバエ退治錠剤
②水たまり&ゴミ
- 掃除
③生乾きの洗濯物
- 洗濯機を綺麗にする
- 洗濯物の量はキャパの8割
- 濡れた衣類を放置しない
- 干すときは風通しよく
④観葉植物
- 水のやり過ぎに注意
- 有機肥料の多用に注意
- 観葉植物に潜むコバエを一網打尽にする方法
⑤隣の汚いベランダ
- 隣人に注意
- ダメなら引越し
ベランダはコバエの発生源であると同時に、主な侵入経路の一つです。発生源を駆除しても、侵入経路を塞がなければ意味がありません。
ベランダ以外にもコバエの侵入経路はたくさんあるので、合わせて対策をしましょう。