一人暮らしの虫嫌いにとって、ゴキブリなどの害虫は畏怖の対象でしかありませんわ。駆除し損ねて、取り逃がした日にはもう眠れませんわよね。
そんな時、あなたの代わりにゴキブリを駆除してくれる生き物が居たら、心強くありません?
ゴキブリなどの害虫を食べてくれる生き物として、真っ先に挙げられるのは、ムカデやアシダカグモですけれど、虫嫌いからすれば、こいつらも害虫みたいなものですの。
今回ご紹介するのは、もっと可愛くて頼もしいペットちゃんたちの特集ですわ。
ペットにゴキブリ対策を任せる際に注意点
まず最初に注意点をお話させてくださいまし。今回紹介するペットを、ゴキブリ対策として飼う場合は、他のゴキブリ対策をしてはいけませんわ。毒餌・トラップはもちろんのこと、殺虫スプレーの使用も禁止ですの。
これからご紹介する動物たちは、普通のゴキブリを食べても健康に害をなすことはありませんわ。しかし、殺虫剤で駆除したGを食べた場合は、命を落とす危険がありますの。十分に注意してくださいまし。
ペットと併用できるゴキブリ対策は、アロマオイルくらいですわね。
ただし、猫にとっては精油やアロマの香りは有害ですので、にゃんこがいる家でのアロマオイルの使用は控えてくださいまし。
(1)ネコは積極的にゴキブリを駆除するペット
①猫は食べずに駆除する
「ゴキブリを食べてくれるペット」というタイトルで記事を書き始めましたけど、十分にえさを与えられている飼い猫が、積極的にゴキブリを捕食することはありませんの。
しかし、ネコは動き回るゴキブリに反応して、追いかけて捕まえたりしますわ。そうやって遊んでいるうちに、ゴキブリは永眠しますの。
ネコは食べすに駆除することが多いので、「可愛いペットがゴキブリを食べている姿を見たくない」という方にはおすすめですわ。
②洋猫より雑種の猫がおすすめ
純粋な洋猫はいますけど、純粋な和猫はほとんどいませんの。日本は血統よりも、自然に強い種を残そうとしたので、ほとんどの和猫が雑種ですわ。
そのため、雑種の和猫は、純潔の洋猫と比べて体も強く、活発な傾向がありますの。ゴキブリ対策として飼うなら、洋猫より和猫をおすすめしますわ。
(2)リス・ハムスターはゴキブリを食べるペット
リスやハムスターは、好んで虫を捕食しますけど、放し飼いにすると、小さな隙間に入って出てこなかったり、逃走する危険がありますの。注意してくださいまし。
ハムスターを飼う場合は、あらかじめ家具の隙間を人間の手が入る程度の幅に調整するなどして、隠れてもすぐに見つけられるように、部屋を模様替えすることをおすすめしますわ。
(3)スローロリスはゴキブリを食べるサル
出典:https://www.city.sapporo.jp/zoo/b_f/b_04/db001.html
①昆虫食のサル
最後にスローロリスをご紹介しますわ。可愛らしい外見とは裏腹に、昆虫食のサル類なので、ゴキブリにとっては天敵ですの。
スローロリスは、人間にもなつきやすいので、虫嫌いの方には一押しのペットなのですけど、現在は入手が難しいどころか、ほぼ不可能となっていますの。
②人間のせいで絶滅寸前
スローロリスは、2007年のワシントン条約で絶滅危惧種に指定されて以来、現在は商業目的の国際取引は禁止されていますわ。
そもそも、スローロリスが絶滅の危機に瀕しているのは、人間の間違った飼育方法が原因ですので、今後取引が再開されることはないでしょう。
日本でも、原則としてスローロリスの取引は禁止とされていますけど、環境大臣の登録票が交付された場合に限り、購入・販売が許可されていますの。
ただ、値段も高く、飼育方法も複雑ですので、よっぽどスローロリスが好きな場合は別ですが、ゴキブリ対策として飼うペットとしてはコスパが悪いと思いますわ。
対ゴキブリ最強ペット部隊
ゴキブリ狩りのペット諸君
- ネコ(和猫がおすすめ)
- リス・ハムスター
- スローロリス
ただし、冷蔵庫の下に逃げたゴキブリは、ペットでも駆除できませんので、こちらの方法を試してみてくださいまし。
⇒ 【その発想はなかった!】冷蔵庫を動かさずに、下のゴキブリを一掃する方法
猫はアロマが命に関わることがあります
記事の修正お願いします
危険なものもあります
ミユキさん
ご指摘ありがとうございます。
アロマがネコの命に関わるとのこと
追記させていただきました。