
ゴキブリは、気温が低く、乾燥した環境が苦手ですので、冬になると姿を見せなくなりますわ。しかし、それはゴキブリ共が家からいなくなったということではありませんの。
ゴキブリの成虫はいなくても、卵がたくさんありますわ。連中は卵で冬を超すんですの。
今回はゴキブリの卵を見つけ出して、奴らを根絶やしにする方法を紹介しますわよ!
(1)ゴキブリの卵の特徴
冬の間、ゴキブリは卵や幼虫の状態で、寒さをしのいでいますの。卵は、春~秋に産み落とされますけれど、秋が最も繁殖数が多く、冬はほとんどのゴキブリが、卵か幼虫の状態ですわ。
①卵の見た目
見た目は、小豆(あずき)を小さくした感じですの。
- 色 : 黒っぽい
- 形状 : カプセル状
- 大きさ : 1㎝×5mm
②ゴキブリの卵がある場所
卵は、卵鞘と呼ばれる硬い殻によって守られているため、乾燥にも強く、通常の殺虫剤が全く効きませんわ。しかし、卵も成虫と同じで、極端に寒い環境を苦手としていますの。
そのため、冬に生き残っている卵は
- 家具・家電の下
- 棚の裏側
- 段ボールの中
など、暖かい場所にいますわよ。
(2)ゴキブリを根絶やしにする方法
①まずは室温を下げる
温度を10度以下にすればゴキブリは繁殖能力を失い、5度以下にすると、20日で卵も永眠すると言われていますの。つまり、暖房の使用を控えるだけで卵を駆除できますわ。
しかし、実際はそう上手く事は運びませんの。なぜなら、どんなに室温を低くしても、常に暖かい熱源が存在するからですわ。冷蔵庫や電子レンジがその代表例ですの。
②熱源付近に集めて、一網打尽!
冷蔵庫の下や電子レンジの下は、風通しが悪く、熱がこもりやすいので、ゴキブリが冬を越すのにもってこいの場所と言えますわ。
しかし、見方を変えれば、冬の間ゴキブリの卵や幼虫が生息できる場所は熱源の周りだけということになりますの。
つまり、室温を下げることでほとんどの幼虫・卵を駆除できて、残りも熱源に集めることができますので、熱源周りを潰すだけでゴキブリを一網打尽にできますわ。
(3)ゴキブリの卵の処理方法
熱源の下を見て、ゴキブリを見つけたら、さっそく駆逐していきますわよ。冷蔵庫など、動かすことが難しい大型家電の下にいるゴキブリを駆除する際は、こちらの方法がおすすめですの。
⇒ 【容赦無さ過ぎ!】冷蔵庫を動かさずに、下にいるGを根絶する方法
①中身を駆除してから捨てる
卵からは、いずれ幼虫が生まれますので、中身もしっかり駆除してから捨てる必要がありますの。もちろん、捨てる際はしっかりゴミ袋を密閉してくださいまし。
ゴキブリの卵は、「卵鞘」に守られてはいますけど、極寒や極暑といった環境では生きていけませんの。見つけたら、耐熱容器の上に乗せてから、熱湯をかけて中身を駆除してくださいまし
②卵の抜け殻を見つけた場合
卵が黒くパリパリに乾燥していた場合は、すでに孵化した後(抜け殻)かもしれませんので、迷わずバルサンを焚いてくださいまし。
⇒【普通に焚いてもダメ】バルサンを上手く使って、Gを根絶する方法
ゴキブリの卵駆除まとめ
ゴキブリの卵
- 見た目 : 小豆っぽい
- 大きさ : 1㎝程
- 備考 : 硬い殻で覆われている
卵の場所
- 家電・家具の下(冬はココだけ)
- 棚の裏
- 段ボールの中
処理方法
- トングで耐熱容器に乗せる
- 熱湯をかけて中身を駆除
- ゴミ袋に入れ、密閉して捨てる
ゴキブリの成虫・幼虫駆除には、こちらのアイテムが役に立ちますわよ!
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