ゴキブリが一匹いたら数十匹いる!大量のGを全滅させる最強対策
ゴキブリが一匹いたんだけど、これって他にもいるのかな?一匹だけって可能性はない?

ゴキブリは繁殖力が凄く、隠れるのが上手な害虫です。そのゴキブリを一匹見たってことは、その数十匹は隠れていると見て間違いありません。もちろん一匹だけの可能性も0ではありませんが、0だと思っておいた方がいいです。

今回はゴキブリが一匹いたら何匹いるのか、大量にいる場合はどうやって駆除すればいいか詳しく解説していきます。二度とゴキブリが出ないようにする予防策も解説していますので、ぜひ最後までお読みください。

 

ゴキブリが一匹いたら何匹いる?

ゴキブリが家の中に一匹いると見つけたら、それはただの一匹だけなのでしょうか?それとも、もっと多くのゴキブリが隠れているのでしょうか?この問いに対する答えは、ゴキブリの種類とその繁殖力に大きく依存します。

 

家庭でよく見るゴキブリの繁殖力

ゴキブリは驚異的な繁殖力を持っています。そのため、一匹見つけただけでも、その背後には多数のゴキブリが存在する可能性があります。ここでは、日本でよく見られるゴキブリの種類とその繁殖力について詳しく見ていきましょう。

クロゴキブリ

クロゴキブリは、一度に40個以上の卵を産むことができます。卵は一つの卵鞘に包まれ、その卵鞘は母親ゴキブリによって適切な場所に運ばれ、隠されます。卵から孵化するまでの期間は約1ヶ月で、その後、約半年で成虫になります。成虫になったゴキブリは、その後約1年間生き続け、その間に何度も繁殖します。

チャバネゴキブリ

チャバネゴキブリもまた、一度に多数の卵を産むことができます。一度の産卵で約35個の卵を産み、その卵は一つの卵鞘に包まれます。卵鞘は母親ゴキブリによって適切な場所に運ばれ、隠されます。卵から孵化するまでの期間は約1ヶ月で、その後、約半年で成虫になります。成虫になったゴキブリは、その後約1年間生き続け、その間に何度も繁殖します。

ワモンゴキブリ

ワモンゴキブリは、一度に約16個の卵を産むことができます。卵は一つの卵鞘に包まれ、その卵鞘は母親ゴキブリによって適切な場所に運ばれ、隠されます。卵から孵化するまでの期間は約2ヶ月で、その後、約半年で成虫になります。成虫になったゴキブリは、その後約1年間生き続け、その間に何度も繁殖します。

ヤマトゴキブリ

ヤマトゴキブリは、一度に約12個から16個の卵を産むことができます。卵は一つの卵鞘に包まれ、その卵鞘は母親ゴキブリによって適切な場所に運ばれ、隠されます。卵から孵化するまでの期間は約27日で、その後、約半年で成虫になります。成虫になったゴキブリは、その後約1年間生き続け、その間に何度も繁殖します。

 

「1匹いたら100匹いる」は嘘じゃない

これらの情報を考えると、「ゴキブリが一匹いたら、実はもっと多くのゴキブリがいる」という話は、決して大げさな話ではないことがわかります。ゴキブリは一度に多数の卵を産むことができ、それぞれの卵から新たなゴキブリが生まれます。そのため、一匹のゴキブリを見つけた場合、その背後には多数のゴキブリが存在する可能性があります。

 

一匹だけいる可能性について

しかし、一匹のゴキブリを見つけたからといって、必ずしもその背後に大量のゴキブリがいるわけではありません。ゴキブリが一匹だけである可能性もあります。これは、そのゴキブリがまだ繁殖を始めていない若い個体である場合や、外から偶然侵入した個体である場合などが考えられます。しかし、ゴキブリが一匹見つかった場合、その後の対策を怠ると、その一匹から大量のゴキブリが生まれる可能性があるため、注意が必要です。

 

ゴキブリの幼虫が1匹いたら大量発生のサイン

ゴキブリの幼虫を見つけた場合、それは大量発生の前兆である可能性があります。幼虫は成虫になる前のゴキブリで、成虫になるまでには数ヶ月から半年程度の時間が必要です。その間、幼虫は食事をしながら成長し、最終的には成虫になります。そのため、ゴキブリの幼虫を見つけた場合、その場所にはすでに多数のゴキブリが存在し、さらに繁殖を続けている可能性が高いです。

 

ゴキブリの幼虫の特徴

クロゴキブリ

クロゴキブリの幼虫は、体長約3mmから始まり、最終的には成虫と同じくらいの大きさに成長します。体色は黒っぽく、成虫と同じように光沢があります。幼虫期間は約半年で、その間に何度も脱皮を繰り返しながら成長します。

チャバネゴキブリ

チャバネゴキブリの幼虫も、体長約3mmから始まり、最終的には成虫と同じくらいの大きさに成長します。体色は黒褐色で、成虫と同じように光沢があります。幼虫期間は約半年で、その間に何度も脱皮を繰り返しながら成長します。

ワモンゴキブリ

ワモンゴキブリの幼虫は、体長約3mmから始まり、最終的には成虫と同じくらいの大きさに成長します。体色は黒褐色で、成虫と同じように光沢があります。幼虫期間は約半年で、その間に何度も脱皮を繰り返しながら成長します。

ヤマトゴキブリ

ヤマトゴキブリの幼虫は、体長約3mmから始まり、最終的には成虫と同じくらいの大きさに成長します。体色は黒褐色で、成虫と同じように光沢があります。幼虫期間は約半年で、その間に何度も脱皮を繰り返しながら成長します。

 

幼虫の生態と隠れている場所

ゴキブリの幼虫は、成虫と同じように、暗くて湿度の高い場所を好みます。そのため、キッチンやバスルーム、洗面所などの水回りや、家具の裏、本棚の隙間などに隠れていることが多いです。

また、ゴキブリの幼虫は、成虫と同じように、食べ物の残りカスやゴミなどを食べます。そのため、キッチンやゴミ箱周りに多く見られます。

ゴキブリの幼虫を見つけたら、すぐに駆除することが重要です。なぜなら、ゴキブリの幼虫は成虫になるまでに数回脱皮を繰り返し、その都度、大量のアレルゲンを放出するからです。これが家庭内でアレルギー症状を引き起こす原因となります。

また、ゴキブリの幼虫がいるということは、その近くにゴキブリの巣がある可能性が高いです。そのため、ゴキブリの幼虫を見つけたら、その周辺をよく調べ、ゴキブリの巣を見つけ出し、すぐに駆除することが重要です。

 

大量のゴキブリを一掃する方法

ゴキブリを一匹ずつ探し出して殺虫剤をかけるのは非効率的ですし、あまり時間をかけると殺虫剤が効かない耐性ゴキブリが生まれてしまいます。そのため、以下の方法で一気に駆除することをおすすめします。

 

バルサンの効果と使い方

バルサンは、ゴキブリ駆除に広く使用される燻煙剤です。その効果は、ゴキブリだけでなく、ノミ、ダニ、ハエ、モスキートなどの害虫にも及びます。バルサンの特徴は、燻煙が室内全体に広がり、ゴキブリが隠れている場所にまで到達することです。これにより、一度に大量のゴキブリを駆除することが可能となります。

バルサンの使用方法は以下の通りです。

  1. 燻煙剤を設置する部屋の窓と扉を閉めます。
  2. バルサンの蓋を開け、中のアルミパックを取り出します。
  3. アルミパックの上部を引き裂き、中の白い錠剤を露出させます。
  4. 錠剤が露出したアルミパックを、バルサンの容器に戻します。
  5. 容器を設置したい場所(できるだけ部屋の中央)に置き、錠剤に火をつけます。
  6. 部屋を出て、扉を閉めます。
  7. 燻煙が終わったら(通常、約20分後)、部屋を十分に換気します。

バルサンの効果は強力ですが、火を使用するため、取り扱いには十分な注意が必要です。また、人やペットがいる部屋での使用は避け、使用後は必ず換気を行ってください。

 

ブラックキャップの効果とおすすめの置き場所

ブラックキャップは、ゴキブリ専用の毒餌剤です。ゴキブリが好む食材に毒を混ぜたもので、ゴキブリがこれを食べることで駆除します。ブラックキャップの特徴は、ゴキブリが食べた毒が体内で徐々に効果を発揮し、そのゴキブリが死ぬ前に他のゴキブリと接触することで、毒が共有され、一度に多数のゴキブリを駆除することができます。

ブラックキャップの置き場所は、ゴキブリの好みの場所に設置することが重要です。具体的には、ゴキブリが出没すると思われる場所、特にキッチンやバスルームなどの湿度が高く、食べ物や水が近くにある場所が最適です。また、ゴキブリは暗い場所を好むため、家具の裏や冷蔵庫の下など、人の目につきにくい場所に設置すると効果的です。

▶ ブラックキャップは効果大!でも死骸見たくないならゴキブリキャップの方がおすすめ

耐性ゴキブリへの対処法

ゴキブリは驚異的な適応能力を持っており、一部のゴキブリは駆除剤に対する耐性を持つことがあります。これは、駆除剤に頻繁に曝露されることで、その駆除剤に対する耐性を持つゴキブリが生き残り、その耐性を次世代に伝えるという過程で発生します。

耐性ゴキブリに対処するためには、まず、駆除剤の種類を定期的に変えることが重要です。これにより、特定の駆除剤に対する耐性を持つゴキブリが増えるのを防ぐことができます。また、駆除剤だけでなく、物理的な駆除方法(例えば、ゴキブリトラップ)も併用すると効果的です。

さらに、ゴキブリが侵入するのを防ぐための予防策も重要です。これには、家の清掃、食べ物の適切な保管、ゴミの定期的な処理、家の隙間の封鎖などが含まれます。

 

ゴキブリ駆除業者の利用

バルサンや毒餌でゴキブリを駆除できない場合や、ゴキブリが怖くて死骸の処理もできない人は害虫駆除業者に依頼しましょう。

費用の相場

ゴキブリ駆除業者の料金は、駆除する範囲やゴキブリの発生状況、使用する薬剤などにより異なります。一般的に、一戸建ての家庭での駆除料金は、数千円から数万円程度が相場となっています。また、定期的な駆除を行うサービスもあり、これらは月額料金制となっていることが多いです。

具体的な料金例としては、リベルタコントロールでは1Rの駆除料金が12,000円からとなっています。また、ダスキンでは50m²以下の物件での駆除料金が27,500円からとなっています。

ただし、これらの料金はあくまで目安であり、具体的な料金は業者に直接問い合わせるか、見積もりを取ることで確認できます。

ゴキブリ駆除業者の選び方

ゴキブリ駆除業者を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。

  1. 専門性: ゴキブリ駆除に特化した業者を選びましょう。ゴキブリの生態や繁殖パターンを理解し、効果的な駆除方法を提供できる業者が望ましいです。
  2. 対応地域: 自分の住んでいる地域をカバーしている業者を選びましょう。全国対応の業者もありますが、地元密着型の業者の方が迅速な対応が期待できます。
  3. 料金: 料金体系が明確で、見積もりが無料の業者を選びましょう。また、追加料金が発生しない業者も信頼できます。
  4. 口コミ: 実際に業者を利用した人の口コミをチェックしましょう。サービスの質や対応の良さなど、実際のユーザー体験を知ることができます。
  5. 保証期間: 駆除後の再発防止のためのアフターフォローや保証期間がある業者を選びましょう。

契約前に、料金体系やサービス内容、保証期間などをしっかりと確認しましょう。見積もりは無料で提供されることが多いです。

また、駆除に使用する薬剤の安全性や、作業後の居住空間の安全性を確認しましょう。特に小さな子供やペットがいる家庭では、安全性は重要なポイントです。

 

ゴキブリの卵がある場所と駆除方法

ゴキブリの成虫・幼虫を駆除しきってもまだ安心はできません。卵が産み付けられている場合は、そこから幼虫が大量に孵化する可能性があります。害虫駆除業者に依頼した場合は卵まで駆除してもらえますが、バルサン等で自分でゴキブリを駆除した場合は、別途卵の駆除が必要です。

ゴキブリの卵の特徴


引用元:https://meetsmore.com/services/cockroach-control/media/83492

ゴキブリの卵は、一つのケース(卵鞘)の中に多数の卵が含まれており、一度に多くのゴキブリが孵化する可能性があります。そのため、ゴキブリの卵を見つけたらすぐに駆除することが重要です。

卵がある場所

ゴキブリの卵は、成虫のゴキブリが好む場所に産み付けられます。これらの場所は通常、暗くて湿度が高く、食べ物の残りかすやゴミがある場所です。具体的には、キッチンの裏、冷蔵庫の下、排水口、ゴミ箱の周り、家具の裏などが該当します。

卵の駆除方法

駆除方法としては、卵鞘を見つけたらすぐに取り除き、外に捨てることが最も簡単です。ただし、卵鞘を取り扱う際には手袋を着用し、取り扱った後は手をよく洗うことが重要です。また、卵鞘を見つけた場所は、ゴキブリが再び侵入しないように清掃し、可能ならばゴキブリの忌避剤を使用することをおすすめします。

▶ ゴキブリの卵はすぐ潰さないと数十匹の幼虫が孵化する!駆除方法を徹底解説

 

ゴキブリを発生させないための対策

ゴキブリを全部駆除しても、ゴキブリが発生する原因を取り除かない限り、ゴキブリはまたやってきます。そのため、以下の対策が必要です。

家を清潔に保つ

ゴキブリは食べ物の残りかすやゴミ、汚れを好むため、家を清潔に保つことがゴキブリを防ぐ最も基本的な方法です。特にキッチンやダイニングエリア、ゴミ箱の周りはゴキブリが好む場所なので、こまめに清掃しましょう。また、食べ物は密閉容器に保存し、ゴミはすぐに外に出すことも重要です。

ゴキブリの侵入経路と対策

ゴキブリは驚くほど小さい隙間からでも侵入できます。そのため、家のドアや窓、換気扇、排水口などの隙間を確認し、必要ならばシーリング材やネットで塞ぐことが重要です。また、ゴキブリは下水道から侵入することもあるため、トイレやシンクの排水口には常にストッッパーを置くと良いでしょう。

▶ ゴキブリはどこから家に入ってくる?見落としがちな侵入経路10選

ゴキブリ忌避剤の使用

ゴキブリ忌避剤は、ゴキブリが嫌う成分を含んでおり、これを置くことでゴキブリが近づくのを防ぐことができます。忌避剤はスプレータイプや置き型など様々な形状がありますので、使用場所や状況に応じて選ぶことができます。

ただし、忌避剤はゴキブリを殺すものではなく、あくまでゴキブリが近づくのを防ぐものなので、ゴキブリがすでに家の中にいる場合は、駆除剤と併用することをおすすめします。

 

よくある質問

部屋にゴキブリがいるか確かめる方法は?

ゴキブリが部屋にいるかどうかを確かめる方法としては、ゴキブリのフンや卵を探すことが有効です。ゴキブリのフンは黒くて小さい粒状で、特にキッチンやゴミ箱の周り、家具の裏などに見つけることができます。また、ゴキブリの卵は黒や茶色の小さなケース(卵鞘)の中にあり、これも同様の場所に見つけることができます。

また、ゴキブリが出没する時間帯(夜間など)に、突然部屋の明かりをつけてみると、ゴキブリが逃げていく様子を見つけることができるかもしれません。

▶ 部屋にゴキブリがいるか確かめる方法3選&ゴキブリとは無縁の生活を送る方法

 

ゴキブリが出る家と出ない家の違いは何?

ゴキブリが出る家と出ない家の違いは主に清潔さと湿度にあります。ゴキブリは食べ物の残りかすやゴミ、汚れを好むため、家を清潔に保つことがゴキブリを防ぐ最も基本的な方法です。また、ゴキブリは湿度が高い場所を好むため、家の湿度を適切に管理することも重要です。

さらに、ゴキブリは驚くほど小さい隙間からでも侵入できます。そのため、家のドアや窓、換気扇、排水口などの隙間を確認し、必要ならばシーリング材やネットで塞ぐことが重要です。

 

結局ゴキブリに一番効くのは何?

ゴキブリに一番効果的なのは、プロの害虫駆除業者に依頼することです。プロの業者は、ゴキブリの生態を深く理解しており、最も効果的な駆除方法を選択します。また、プロの業者は、ゴキブリが再発しないように、家の状況に合わせた予防策を提案してくれます。

しかし、自分で対策を取る場合は、ゴキブリの駆除剤(スプレータイプやベイトタイプなど)を使用することが一番効果的です。これらの駆除剤は、ゴキブリを直接殺すだけでなく、ゴキブリが他のゴキブリに駆除剤を運ぶ「連鎖殺虫効果」を持っています。ただし、駆除剤を使用する際は、必ず製品の説明書を読み、正しく使用することが重要です。