「エアコンは電気代が高い」
そう言われていたのは今は昔。
最近は「省エネタイプのエアコン」も多く開発されているので、この定説は変わりつつあります。「10年後には扇風機よりも安くなるかも」なんて言う人もいるくらいです。
しかし、進化しているのはエアコンだけではありません。扇風機もここ10年で目覚ましい進化を遂げています。その筆頭格がDCモータ扇風機です。今回はそれを紹介します。
DCモータ扇風機って、何が凄いの?
従来の扇風機は、AC(交流)モータで羽を回していましたが、最近の省エネ扇風機には「DC(直流)モータ」が使われています。
直流で何が変わるのかというと……
- 電気代が安くなる
- 節電しやすい
細かい風量調節が可能 - 「弱風」より優しいそよ風も可能
1.電気代は1時間0.5円以下!?
まずは電気代ですが
従来の扇風機が1時間1円程だったのに対し、DCモータは1時間0.05~0.5円で済みます。
2.風量によって電気代が結構変わる
「0.05~0.5円?」
「何でそんなに幅があるの?」
「機種によって違うってこと?」
と思うかもしれませんが、そうではありません。同じ機種でも風量によって料金がここまで変わるんです。
従来の扇風機は、風量を弱くしても電気代は大差ありませんでしたが、DCモータ扇風機はモーターの回転を幅広く設定できるので、弱い風を効率よく発生させることが出来ます。つまり、節電しやすい扇風機なんです。
3.弱風でも寒いと感じる人におすすめ!
「弱い風を効率よく発生させる」
これによるもう1つのメリットは、従来の扇風機の「弱風」よりも、さらに弱い送風が可能なことです。
私は
「扇風機の風も結構冷える」
「ずっと当たってるとお腹壊す」
というタイプなので、DCモータ扇風機の「超弱風モード」にハマってます。何て言うか、窓を開けた時に入ってくる「自然のそよ風」みたいで気持ちいいんです。
エアコンの補助としても優秀
1.エアコンの節電にも使える
DCモータ扇風機は単体でも十分価値を発揮してくれますが、個人的にはエアコンの補助として使うのがおすすめです。
ほら、よくあるじゃないですか。
「冷房温度を低くする代わりに、扇風機で冷気を循環させる」っていう節電方法。
でもこれって、「温度を低くすることで浮いた電気代」よりも、「扇風機の電気代」の方が高かったら節電にならないですよね。
2.DCモータは1ヶ月36円
その点、DCモータ扇風機なら心配いりません。だって弱風なら1時間0.05円。1ヶ月点けっぱなしでも36円しかかかりませんから。
ちなみにエアコンの冷房は、温度にも依りますが1度上げると1ヶ月当たり500円~安くなります。詳しくはこちら↓
⇒ 冷房の設定温度を1度上げたら、電気代はいくら安くなるわけ?
DCモータ扇風機の見分け方(笑)
「DCモータ扇風機凄い!」
「やばい!超欲しい!」
「今から買いに行ってきま~す」
「…でも、どれがDCなのか分からん」
と思っているそこのあなた!
大丈夫です。
DC扇風機と普通の扇風機は簡単に見分けらますから。というのも、値段が全然違うんです。
普通の扇風機は数千円、安い物なら1,500円くらいで買えますよね。それに対してDCモータ扇風機は1~2万円以上するんです。長く使えば元は取れますが……それがいつになるかは分かりません。
省エネエアコン
vs DCモータ扇風機
電気代、どっちが安い
今回のまとめとしては
- DCモータ扇風機は超省エネ
- 電気代は1時間0.05~0.5円
- 風の強さで料金が激変
- エアコンの補助におすすめ
- でも本体価格は1万円以上
てな感じです。
ところで、このDCモータ扇風機と最新の省エネエアコン。どっちの方が電気代が安いのかって気になりません?
「扇風機の方が安い」
ってのが定説でしたけど、今はどっちもかなり進化していますからね。もしかしたら逆転しているかもしれませんよ。
⇒ 【衝撃!?】省エネエアコンと扇風機の電気代を徹底比較した結果……