「電気代が高い原因は何か」
誰もが一度はぶつかる壁だと思います。私は現在進行形でこの壁にぶつかっているのですが……
「漏電が原因かも」
と思っている今日この頃です。
「漏電なんて、そうそう起こりえない」
と思うでしょ?
私も、漏電は都市伝説の類かと思っていましたが、意外とあるようですよ。
というわけで、今回は漏電の話です。
漏電って、具体的にどういう状況?
漏電とは、文字通り電気が漏れている状況を指します。これには様々な原因が考えられます。
1.電線の老化
まず考えられるのが電線の老化。
家に設置されている配電盤や、使っている電化製品には、通常、漏電しないように絶縁処理がされています。しかし、老朽化すると、この絶縁が剥がれることがあるんです。
2.湿気・結露
他に考えられるのが湿気や結露。実は、漏電の原因のほとんどがこれなんです。湿気や結露が、電化製品の中やコンセントの中に入り込むと、電気が漏れてしまいます(水は電気をよく通す)。
漏電しているかは、どうやって判断するの?
1.ブレーカーが落ちた時
「すぐブレーカーが落ちる」
「漏電かも!」
と思う人は、ブレーカーが落ちた時、漏電ブレーカーをチェックしましょう。これだけ落ちていたら、漏電している可能性が高いです。
出典:http://blog.goo.ne.jp/gjk-webmaster/e/b18f42ba97ed3352f219264d7cbc5ba3
漏電ブレーカーが無い場合は、主幹ブレーカーを見ます。これも同様に、主幹ブレーカーだけ落ちていたら、漏電している可能性が高いです。
2.電気代がやたらと高い
「一人暮らしでエアコン使ってないのに、10,000円超えた」みたいに、明らかに電気代が高い場合は、漏電を疑っても良いと思います。特に、
- 雨が降ると、ブレーカーがよく落ちる
- 部屋の湿度が高い
- 窓に結露がよくできる
という場合は、可能性が高いです。
漏電していたんだけど、どうすればいい?
1.漏電ブレーカーが落ち時、どうする?
漏電ブレーカーが落ちた場合は…
- 主幹ブレーカーをON
- 分岐ブレーカーを全部OFF
- 漏電ブレーカーをON
(ない場合はスルー)
そしたら、分岐ブレーカーを1つずつONにしていき、漏電ブレーカーが落ちないかチェックしていきます。落ちたら、そこが漏電している場所です。漏電ブレーカーが無い場合は、主幹ブレーカーが落ちないかチェックです。
漏電個所は1つとは限らないので、全ての分岐ブレーカーを確認してください。終わったら、漏電している分岐ブレーカーだけOFFにして、他はONにしましょう。
2.漏電を直してもらおう
漏電していることが分かったら、業者に修理・工事を依頼しましょう。「地域名 電気工事業者」と検索すれば、いくつか業者が出てくると思います。
大体30,000円くらい取られます。
漏電を放置すると、火事になるかも
1.今回のまとめ
漏電を放置しておくと、最悪火事になる場合もあります。家が全焼したら、電気代が高いなんて愚痴も言えなくなってしまうので、放置プレイは厳禁です。
- 電気代が異常に高い
- 漏電ブレーカーが落ちた
- 主幹ブレーカーが落ちた
- 雨が降ると停電する
などがあったら、「地域名 電気工事業者」で検索しましょう。
ちなみに、工事費用は30,000円くらいかかりますが、漏電の調査は無料でやってもらえます。「漏電ブレーカーとか分からない」と言う人は、調査を依頼するといいですよ。
2.漏電以外にも原因はある
今回は漏電押しでしたが、もちろん電気代が高い原因は他にもたくさんあります。例えばこんなのとか↓