どうも、ナージャです。
ここ3ヶ月間くらい、節電してます。
というのも、一人暮らしのワンルームなのに電気代が1万円を超えたからです。
節電を始めてからというもの、電気代がみるみる下がり、大体6,000円くらいになりました。嬉しさのあまり友達に報告したのですが……
「え! 節電してて6千円もかかるの?」
と言われてしまいました。
私がやった節電といえば、
- 使わない家電のコンセントは抜く
- エアコンはつけない
- 夜でも電気は点けない(机のスタンドのみ可)
などなど。とにかく「電気を使わない」ことを徹底したのですが、まだ下がる余地があるんだとか。
そこで今回は、私が見落としていた「意外な伏兵」をご紹介します。この伏兵を使うのをやめたところ、電気代が2,000円を切りました!
部屋干ししている人必見!
生乾きが嫌で浴室乾燥機を使っていました
ベランダが共有スペース(非常時の避難経路扱い)になっている賃貸物件では、ベランダに洗濯物を干せません。私の住んでいるマンションがまさにそれです。
そんなわけで、私は「部屋干し」派なのですが、部屋干しにすると「生乾き」になることが多いんですよね。なので私はいつも浴室乾燥機を使用していました。使用時間は、1日3時間くらいです。
消費電力がデカい
結論から言うと、この浴室乾燥機を使うのをやめただけで、電気代が2,000円以上下がりました。
- 家の浴室乾燥機は1.3kW
- 1日3時間×30日=90時間
- 1時間当たりの電気代22円
なので、1か月あたりの電気代は
1.3×90×22=2,574円。
大体合ってますね。
ちょっと意外な気もしますが、乾燥機って、要は「巨大なドライヤー」なわけですから、これくらいはかかって当然なわけです。ちょっと考えれば分かりそうなことなのに……
盲点でした。
風呂は毎日
そしてもう2つ目の伏兵がこれ。
「ガス温水機(給湯器)」です。
実は給湯器が最も電気代を食う家電だって知ってますか?
お湯を沸かすだけなら大したことなはい
「じゃあ風呂は入っちゃダメなの?」
と思うかもしれませんが、お湯を沸かす行為は、電気ではなくガスによって行われているので大丈夫です。問題は自動で沸かしていることなんです。
コントロールは全部電気
お湯を自動で沸かす際、お湯の温度・量の調節は、全て電力によって賄われています。お湯を沸かすときはもちろん、沸かした後も電源がONになっている限り、これは自動的に行われます。
これがかなり電気を食うんです。
なので、使わない時は電源を切るのはもちろん、お湯を沸かす時も「自動」で沸かさず、手動で湯量をチェクしながらお湯を入れた方が良いと思います。
料金プランがおかしい
3つ目の伏兵は電気料金の契約プランです。電気料金には色々なプランがあって、自分の生活スタイルに合ってないプランを選んでしまうと余計に電気代を取られます。私は契約プランを見直すことで電気代が月1000円以上下がりました。
契約アンペアが大きすぎ
まず契約アンペア数です。契約アンペアとは、一度に使える電力の限界値のことで、これを超えるとブレーカーが落ちます。「テレビ点けっぱなしで、電子レンジを回しながら、掃除機をかけたら、ブレーカーが落ちた」なんてのがこれです。
契約アンペアは10A~60Aまであり、小さければ小さいほど、早くブレーカーが落ちます。
「自分の家の契約アンペアが知りたい」という人は、ブレーカーの左端にある「アンペアブレーカー」を見てください。ここに書いてある数字が契約アンペアです。
出典:http://www.art-jutaku.co.jp/ment/denki_top.html
・アンペアが大きいほど電気代が高い
なんとなく分かると思いますが、契約アンペアが大きいほど、電気代が高くなります。より正確に言うなら、電気代の基本料金が高くなるんです。
- 10A:300円
- 15A:400円
- 20A:600円
- 30A:800円
- 40A:1,200円
- 50A:1,400円
- 60A:1,600円
電力会社によって多少違いますが、基本料金は大体こんな感じになります。最大で1,000円以上差が出るわけです。
・一人暮らしなら30Aで十分?
一人暮らしは「1度に使う家電の数が少ない」ため、家族暮らしと比べるとアンペア数は少なくて済みます。
各家電のアンペア数は……
- 電子レンジ:13A
- エアコン:12A
- 掃除機:12A
- 冷蔵庫:2.5A
- 照明:2A
つまり、一人暮らしなら契約アンペアは30Aで十分ということになります。
エアコンと冷蔵庫は常に点けておくとしても、他の家電と併用可能です。ただし掃除機と電子レンジを同時に使うとブレーカーが落ちるので注意が必要ですがね。
家にある家電のアンペア数を一括で計算したい人は、こちらをご利用ください。
時間帯別点灯
契約アンペアを見直すことで基本料金を下げることには成功しましたが、たった数百円ぽっち。大幅な節約を図るには、やはり1kW毎の「料金単価」を下げる必要があります。そこで便利なのが時間帯別点灯です。
・時間帯別点灯とは?
時間帯別点灯とは、文字通り時間帯によって電気料金単価が変わるというシステムです。通常の契約だと、電気料金単価は一定ですが、時間帯別点灯では、昼の単価が上がる代わりに、夜の単価が安くなります。
具体的には……
- 昼:+20%
- 夜:-60%
この場合の夜と言うのは、23時~7時までの8時間を指します。
一人暮らしをしている人の多くは、恐らく平日は働いているか、学校・大学に通っていることと思います。つまり、日中は家にいないわけで、電力をたくさん消費するのは夜ということになります。
それなら、時間帯別点灯を利用して、夜の電気料金単価を下げてしまいましょう。
・冷蔵庫は点けておいても大丈夫
日中はほとんど家にいない人でも、常に使用している家電が1つあります。それは冷蔵庫です。つまり、日中16時間の間、冷蔵庫は1.2倍の電気代がかかるわけなんですが、心配いりません。
通常の契約で、仮に冷蔵庫の電気代が1時間10円だったとしましょう。すると1日で240円かかることになります。
これが時間帯別点灯だと、日中16時間は1時間12円、夜8時間は4円なので、1日で224円! なんと16円お安くなるんです。なので「冷蔵庫を消さなきゃ」なんて変な気を回す必要はありません。
もちろん、日中の冷蔵庫の消費電力を抑えることが出来れば、さらに電気代は安くなります。冷蔵庫の節電方法はこちら!
漏電の可能性
「浴室乾燥機も使っていない」
「お風呂は手動で溜めている」
「料金プランも問題ない」
「でも電気代が高い」
という人は、漏電している可能性があります。漏電しているかは簡単にチェックできるので、気になる人は調べてみてください。確認方法はこちら↓
⇒ 【漏電は都市伝説じゃない!】電気代が高い原因はこれかよ!
一人暮らしだから出来る
最強節電法って知ってる?
今回は「電気代が高い原因」として
- 浴室乾燥機
- ガス温水機
- 料金プラン
- 漏電
を紹介しましたが、これらの問題を解決したうえで、「さらに電気代を安くしたい」と思う一人暮らしさんは、こちらの記事もチェックしてみてください。
⇒ 【電気代が高い人必見!】一人暮らしだから出来る!簡単節約術