ゴキブリを掃除機で吸ってしまった場合は放置は厳禁です。中で生きている可能性が高いですし、もし卵を持っていれば中で大量繁殖します。
でも安心してください。すぐに対処すれば問題ありません。今回はゴキブリを掃除機で吸ってしまった場合の対処法と、ゴキブリが怖くて退治できない人向けに、掃除機でゴキブリを駆除する裏技も紹介します。
掃除機で吸ってもゴキブリは死なない?
驚きの事実ですが、掃除機で吸い込んだゴキブリは死なないことが多いのです。その理由は、ゴキブリが非常に頑丈な生物であるためです。ゴキブリは、高温や低温、放射能にさらされても生き残ることができるほどの生命力を持っています。そのため、掃除機の中の環境でも生き延びることができるのです。
紙パックの場合は中で繁殖?
掃除機の中は、ゴキブリにとっては理想的な環境となります。なぜなら、掃除機の中にはゴキブリのエサとなる食べ残しなどがたくさんあるからです。また、掃除機の中は暗くて湿度も高いため、ゴキブリが好む環境となっています。
掃除機の中はゴキブリのエサだらけ
掃除機で吸い込んだ食べ残しやホコリは、ゴキブリにとっては豊富な食料源となります。ゴキブリは、ほとんど何でも食べることができるため、掃除機の中にはゴキブリにとってのエサがたくさん存在します。
ゴキブリの繁殖力は強い
ゴキブリの繁殖力は非常に強く、一度繁殖を始めると、その数は急速に増えていきます。特に、クロゴキブリとチャバネゴキブリの繁殖力は強力です。
クロゴキブリは、一度に40個ほどの卵を産むことができ、その卵は約1ヶ月で孵化します。また、クロゴキブリは一生で何度も卵を産むことができるため、一匹のゴキブリが数百匹の子孫を生むこともあります。
チャバネゴキブリもまた、一度に多数の卵を産むことができます。チャバネゴキブリは一度に約50個の卵を産み、その卵は約1ヶ月で孵化します。また、チャバネゴキブリは一生で何度も卵を産むことができるため、一匹のゴキブリが数千匹の子孫を生むこともあります。
サイクロンの場合も油断できない
サイクロン式の掃除機の場合も、ゴキブリが生き延びる可能性はあります。サイクロン式の掃除機は、紙パック式の掃除機と比べてゴキブリが生き延びる条件は厳しいですが、それでもゴキブリが生き延び、繁殖する可能性はゼロではありません。
卵を掃除機で吸った場合もやばい
ゴキブリの成虫よりも、卵を吸ってしまった場合の方がやばいです。というのも、ゴキブリの卵は卵鞘というカプセルに守られているので丈夫ですし、孵化すると数十匹の幼虫が生まれてしまいます。
引用元:https://meetsmore.com/services/cockroach-control/media/83492
卵は小さいのでゴミと勘違いして吸いがちです。キッチンなど水回りは卵があることが多いので、掃除機を掛ける前によく確認しましょう。
▶ 【見た目は小豆】ゴキブリの卵はすぐ潰さないと数十匹の幼虫が孵化する!
ゴキブリを掃除機で吸ってしまった場合の対処法
もしゴキブリを掃除機で吸ってしまった場合は、以下の対処法を試してみてください。
ホウ酸を掃除機で吸う
ホウ酸は、ゴキブリに対して有効な対策となります。ホウ酸を掃除機で吸い込むことで、掃除機の中のゴキブリを退治することができます。
ホウ酸とは?
ホウ酸は、自然界に広く存在する無機化合物で、防腐剤や防虫剤として広く利用されています。また、ホウ酸はほ乳類にはほとんど悪影響を及ぼさないため、人間やペットに対する安全性も高いとされています。
ホウ酸がゴキブリを殺す仕組み
ホウ酸がゴキブリを退治するメカニズムは、ゴキブリがホウ酸を体外に排出できないため、代謝がストップし、死に至るというものです。一方、ほ乳類は腎臓の働きでホウ酸を体外に排出できるため、過剰に摂取しない限りは問題はありません。
紙パックは密閉して捨てる(紙パックの場合)
紙パック式の掃除機を使用している場合は、ゴキブリを吸った後は紙パックをすぐに取り出し、密閉した上でゴミとして捨ててください。これにより、ゴキブリが掃除機の中から逃げ出すことを防ぐことができます。
ダストカップを中性洗剤で洗う(サイクロンの場合)
サイクロン式の掃除機を使用している場合は、ゴキブリを吸った後はダストカップを取り出し、中性洗剤を使って洗ってください。これにより、ゴキブリやその卵を除去することができます。
殺虫剤を掃除機で吸うのは危険
殺虫剤を掃除機で吸うことは、掃除機を壊す可能性があります。また、殺虫剤の成分が掃除機から飛び散ることで、人体に影響を及ぼす可能性もあります。そのため、殺虫剤を掃除機で吸うことは避けてください。
掃除機でゴキブリを触らず処理する裏技
ゴキブリを掃除機で吸っちゃうと後処理が面倒です。ただ、ゴキブリが怖い私みたいな人間からすると、掃除機で吸っちゃうのって楽なんですよね。逃さないし、触らなくて済むし、距離もあるし。
そんな方におすすめなのが「ゴキすぅ〜ぽん」という製品を使う方法です。
ゴキすぅ〜ぽんの特徴
「ゴキすぅ〜ぽん」は、ゴキブリを掃除機で吸い込むための専用のノズルです。このノズルを掃除機に取り付けることで、ゴキブリを直接触ることなく、掃除機で吸い込むことができます。
ゴキすぅ〜ぽんの使い方
「ゴキすぅ〜ぽん」の使い方は簡単です。
- ゴキすぅ〜ぽんを掃除機のノズルに取り付けます。
- ゴキブリがいる場所にノズルを近づけて掃除機を起動します。
- ゴキブリはノズルの中に吸い込まれます(掃除機の中まではいきません)。
- 続いて付属のボールを2個吸い込んで蓋をします
- ノズルを外してゴキすぅ〜ぽんをゴミ箱に捨てる
このとき、ゴキすぅ〜ぽんの中には特殊な粘着剤が塗布されており、これがゴキブリの動きを阻止します。そこにボールで蓋をするので、ゴキブリがゴキすぅ〜ぽんから逃げ出す心配はありません。
ゴキすぅ〜ぽんは使い捨てですが、ゴキブリが怖い人にとってはコスパ最強の駆除グッズだと思います。
使い方の動画が添付したので気になる人は見てみてください。ゴキブリは出てこないので安心してください。
ゴキすぅ〜ぽんの値段
ゴキすぅ〜ぽんは、Amazonなら5個で500円ほどで販売しています。これがあればいざゴキブリが出ても安心です。
はじめまして。
ホウ酸は500ほどの容量で売られていますが、ホウ酸を掃除機で吸う場合、どのくらいの量を吸えばいいのでしょうか?