アパートの最強ゴキブリ対策10選&ゴキブリが出ない部屋の見極め方
木造アパートに引っ越してからゴキブリが大量に出て困ってる。どうすればいい?

木造や鉄骨のアパートは、鉄筋コンクリートのマンションに比べてゴキブリが出やすいです。アパートで快適に暮らすには、徹底したゴキブリ対策が必須と言えます。

そこで今回は古い木造アパートでも有効な最強のゴキブリ対策と、便利なゴキブリ対策グッズ、そしてゴキブリが出やすいアパート、出にくいアパートの見分け方を解説します。

私はこれまで10件以上の賃貸アパートで暮らしてきて、そのほとんどでゴキブリを根絶してきました。唯一駄目だったのは、隣に居酒屋があるアパートの1階に住んでいたときだけです(何度駆除しても新しいゴキブリが外から大量に来たから)。今回はこの私の経験も踏まえて有益な情報をお届けします。二度とゴキブリを見ずに生活したい人はぜひ最後までお読みください。

 

アパートで効果的なゴキブリ対策10選

ゴキブリ対策の基本は「家を清潔にしてゴキブリの侵入経路を塞ぐ」です。具体的な対策を10個紹介します。

玄関や窓の隙間を埋める

ゴキブリは驚くほど小さい隙間からでも侵入します。そのため、玄関や窓の隙間を埋めることは、ゴキブリ対策の基本中の基本です。市販のシール材や発泡スプレーを使って隙間を埋めることができます。これは、ゴキブリだけでなく、他の害虫や冷暖房の効率を上げるためにも有効です。

下駄箱に防虫剤や毒餌を置く

下駄箱は、ゴキブリが侵入しやすい場所の一つです。そのため、下駄箱に防虫剤や毒餌を置くことで、ゴキブリの侵入を防ぐことができます。防虫剤は、ゴキブリが嫌う匂いを発生させ、毒餌はゴキブリが食べて死ぬ仕組みです。ただし、毒餌はゴキブリが他のゴキブリに毒を運ぶ効果もあるため、一匹でも食べれば巣全体を駆除することが可能です。

エアコンの室外機やドレンホースに防虫カバーをつける

エアコンの室外機やドレンホースは、ゴキブリが侵入する隠れたルートです。そのため、防虫カバーをつけることで、ゴキブリの侵入を防ぐことができます。防虫カバーは、ホームセンターやインターネットで購入することができます。

ドレンホースから入ったゴキブリがエアコン内で大量発生する危険があるため注意が必要です。

▶ エアコンからゴキブリが落ちてきたら中に大量にいる!すぐに駆除して予防する方法

生ゴミは密閉して、溜めずに捨てる

ゴキブリは食べ物の匂いに引き寄せられます。そのため、生ゴミは密閉して、溜めずに頻繁に捨てることが重要です。また、ゴミ箱自体も定期的に清掃し、匂いを発生させないようにしましょう。

ダンボールを溜めない

ダンボールはゴキブリの巣作りに適した素材であり、また、ゴキブリが好む湿度を保つことができます。そのため、ダンボールを溜めないことも重要なゴキブリ対策の一つです。使用済みのダンボールは早めに処分しましょう。

換気扇や通気口にフィルターを付ける

換気扇や通気口は、ゴキブリが侵入する可能性のある場所です。フィルターを付けることで、ゴキブリの侵入を防ぐことができます。市販のフィルターを使用するか、自作することも可能です。

毎日部屋の掃除をする

部屋を清潔に保つことは、ゴキブリ対策にとって非常に重要です。ゴキブリは汚れや食べ残しを好むため、毎日の掃除でこれらを排除することが必要です。特にキッチンやダイニングエリアは、食べ物の匂いが残りやすいため、特に注意が必要です。

水回りには除湿剤を置く

ゴキブリは湿度の高い環境を好みます。そのため、水回りには除湿剤を置くことで、ゴキブリが好む環境を作らないようにすることが重要です。除湿剤は、ホームセンターやスーパーマーケットで手軽に購入することができます。

植物を置かない

植物はゴキブリが隠れる場所となります。また、土は湿度を保つため、ゴキブリが好む環境を作り出します。そのため、可能な限り室内に植物を置かないことが推奨されます。

根野菜や床置きしない

根野菜はゴキブリが好む食べ物の一つです。また、床置きはゴキブリが侵入しやすい環境を作り出します。そのため、根野菜は冷蔵庫で保存し、物は床に直接置かないようにしましょう。

 

古い木造アパートでやるべきゴキブリ対策

古い木造アパートは、新築のアパートに比べてゴキブリが侵入しやすい構造をしています。そのため、上記の対策に加えて以下の対策が必要です。

天井や壁の隙間を塞ぐ

古い木造アパートでは、天井や壁に隙間ができていることがあります。これらの隙間からゴキブリが侵入する可能性があるため、シール材や発泡スプレーを使って隙間を塞ぎましょう。

床下からの侵入を防ぐ

木造アパートでは、床下からゴキブリが侵入することがあります。床下には防虫剤を散布する、または床下に通じる換気口にフィルターを設置するなどの対策が有効です。

湿度をとにかく下げる

古い木造アパートは湿度が高くなりやすいです。ゴキブリは湿度の高い環境を好むため、除湿器を使用したり、換気をこまめに行うなどして湿度を下げることが重要です。

ただし、エアコンで除湿するとエアコンの中に水気がたまるため、今度はエアコンにゴキブリが住み着くリスクがあります。エアコンの使用後はきちんとエアコン内の換気も行いましょう。

 

賃貸でも使えるゴキブリ対策グッズ6選

賃貸アパートでも安心して使えるゴキブリ対策グッズを6つ紹介します。

バルサンプロEX

特徴

バルサンプロEXは、ゴキブリやダニなどの害虫を一度に駆除することができる総合的な害虫駆除剤です。特にゴキブリに対しては、成虫だけでなく卵や幼虫にも効果があります。また、バルサンプロEXは、害虫が隠れている場所にも煙が浸透するため、隅々までしっかりと駆除することが可能です。

使い方

バルサンプロEXの使い方は簡単です。まず、部屋の中にバルサンプロEXを置き、点火します。その後、部屋を出てドアを閉め、約3時間放置します。その間にバルサンプロEXから出る煙が部屋中に広がり、害虫を駆除します。3時間後に部屋を換気し、煙を完全に排出すれば作業は終了です。

効かない原因と対策

バルサンプロEXが効果を発揮しない場合、主な原因は以下の2つです。1つ目は、部屋の換気が不十分で煙が部屋中に広がらなかった場合、2つ目は、害虫がバルサンプロEXの煙に触れることなく隠れてしまった場合です。これらの問題を解決するためには、まず部屋の換気をしっかりと行うことが重要です。また、害虫が隠れてしまう可能性を減らすためには、事前に家具の移動などを行い、害虫が隠れる場所を減らすことが有効です。

 

ブラックキャップ

成分と効果

ブラックキャップは、ゴキブリ専用の毒餌タイプの害虫駆除剤です。主成分としてフィプロニルを使用しており、ゴキブリが餌を食べると体内で効果を発揮し、ゴキブリを駆除します。また、ブラックキャップはゴキブリが好む餌を使用しているため、ゴキブリが自然と餌に寄ってきます。

置き場所

ブラックキャップは、ゴキブリが出没する可能性が高い場所に置くことが効果的です。具体的には、キッチン周辺、ゴミ箱周辺、水回りなどが挙げられます。また、ブラックキャップは小さなサイズなので、家具の下や隙間など、狭い場所にも設置することが可能です。

効かない原因と対策

ブラックキャップが効果を発揮しない場合、主な原因は以下の2つです。1つ目は、ゴキブリがブラックキャップの餌に興味を示さなかった場合、2つ目は、ブラックキャップがゴキブリの出没する場所に設置されていなかった場合です。これらの問題を解決するためには、まずブラックキャップをゴキブリが出没する可能性が高い場所に設置することが重要です。また、ゴキブリが餌に興味を示さない場合は、ブラックキャップの他にゴキブリが好む食べ物がある可能性が高いので、きちんと掃除をしましょう。

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コンバット

成分と効果

コンバットは、ゴキブリ専用の毒餌タイプの害虫駆除剤です。主成分としてフィプロニルを使用しており、ゴキブリが餌を食べると体内で効果を発揮し、ゴキブリを駆除します。また、コンバットはゴキブリが好む餌を使用しているため、ゴキブリが自然と餌に寄ってきます。

置き場所

コンバットは、ゴキブリが出没する可能性が高い場所に置くことが効果的です。具体的には、キッチン周辺、ゴミ箱周辺、水回りなどが挙げられます。また、コンバットは小さなサイズなので、家具の下や隙間など、狭い場所にも設置することが可能です。

効かない原因と対策

コンバットが効果を発揮しない場合、主な原因は以下の2つです。1つ目は、ゴキブリがコンバットの餌に興味を示さなかった場合、2つ目は、コンバットがゴキブリの出没する場所に設置されていなかった場合です。これらの問題を解決するためには、まずコンバットをゴキブリが出没する可能性が高い場所に設置することが重要です。また、ゴキブリが餌に興味を示さない場合は、コンバットの周囲にゴキブリが好む食べ物を少量置くことで、ゴキブリを誘引することが可能です。

 

ごきぶりホイホイ

仕組みと効果

ごきぶりホイホイは、ゴキブリを誘引し、捕獲するための装置です。ゴキブリが好む匂いを放つ餌と、ゴキブリが一度入ると出られなくなる粘着シートを組み合わせています。ゴキブリが餌に誘引されて装置に入ると、粘着シートに引っかかり、脱出できなくなります。

置き場所

ごきぶりホイホイは、ゴキブリが出没する可能性が高い場所に置くことが効果的です。具体的には、キッチン周辺、ゴミ箱周辺、水回りなどが挙げられます。また、ごきぶりホイホイは小さなサイズなので、家具の下や隙間など、狭い場所にも設置することが可能です。

効かない原因と対策

ごきぶりホイホイが効果を発揮しない場合、主な原因は以下の2つです。1つ目は、ゴキブリがごきぶりホイホイの餌に興味を示さなかった場合、2つ目は、ごきぶりホイホイがゴキブリの出没する場所に設置されていなかった場合です。これらの問題を解決するためには、まずごきぶりホイホイをゴキブリが出没する可能性が高い場所に設置することが重要です。また、ゴキブリが餌に興味を示さない場合は、周りを掃除してゴキブリホイホイ以外にエサがない状態にしましょう。

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天然ハーブのゴキブリよけ

成分と効果

天然ハーブのゴキブリよけは、ゴキブリが嫌う天然のハーブ成分を使用しています。これらの成分が放つ香りがゴキブリを遠ざける効果があります。また、天然ハーブのゴキブリよけは、人間やペットには無害で、安心して使用することができます。

置き場所

天然ハーブのゴキブリよけは、ゴキブリが出没する可能性が高い場所に置くことが効果的です。具体的には、キッチン周辺、ゴミ箱周辺、水回りなどが挙げられます。また、天然ハーブのゴキブリよけは、家具の下や隙間など、狭い場所にも設置することが可能です。

効かない原因と対策

天然ハーブのゴキブリよけが効果を発揮しない場合、主な原因は以下の2つです。1つ目は、ゴキブリが天然ハーブのゴキブリよけの香りに慣れてしまった場合、2つ目は、天然ハーブのゴキブリよけがゴキブリの出没する場所に設置されていなかった場合です。これらの問題を解決するためには、まず天然ハーブのゴキブリよけをゴキブリが出没する可能性が高い場所に設置することが重要です。また、ゴキブリが香りに慣れてしまった場合は、定期的に天然ハーブのゴキブリよけを交換することで、常に新鮮な香りを放つことが可能です。

 

ゴキブリがいなくなるスプレー

成分と効果

ゴキブリがいなくなるスプレーは、ゴキブリを直接駆除するためのスプレータイプの害虫駆除剤です。主成分としてフェノトリンとプラレトリンを使用しており、これらの成分がゴキブリに直接作用し、即効性でゴキブリを駆除します。

使い方

ゴキブリがいなくなるスプレーの使い方は簡単です。まず、ゴキブリが出没する可能性が高い場所を特定します。その後、スプレーをその場所に向けて吹き付けます。スプレーの成分がゴキブリに直接作用し、ゴキブリを駆除します。

効かない原因と対策

ゴキブリがいなくなるスプレーが効果を発揮しない場合、主な原因は以下の2つです。1つ目は、スプレーがゴキブリに直接当たらなかった場合、2つ目は、ゴキブリがスプレーの成分に耐性を持っていた場合です。これらの問題を解決するためには、まずスプレーをゴキブリに直接当てることが重要です。また、ゴキブリがスプレーの成分に耐性を持っている場合は、成分の異なる別のゴキブリ駆除剤を試すことが有効です。

 

対策しても効果薄!ゴキブリが出やすいアパートの特徴7選

ゴキブリは、生命力が強く、一度住みつくとなかなか駆除が難しい害虫です。特にアパートなどの集合住宅では、一部屋でゴキブリが発生すると、他の部屋にも広がる可能性があります。そこで、ゴキブリが出やすいアパートの特徴を7つご紹介します。

築年数が古い

築年数が古いアパートは、建物の隙間や壁の劣化などからゴキブリが侵入しやすい環境となっています。また、古い建物は断熱性能が低く、夏場は暑く冬場は寒いため、ゴキブリが好む温度条件を満たしやすいです。

木造

木造のアパートは、木材の隙間や壁の裏など、ゴキブリが隠れやすい場所が多いです。また、木材は湿度を保つ性質があり、ゴキブリが好む湿度条件を満たしやすいです。

不潔な住人がいる

アパートの住人が不潔な生活をしていると、ゴキブリが餌を見つけやすくなります。特に食べ物の残りかすやゴミを放置すると、ゴキブリが集まりやすいです。ベランダにゴミ袋を溜めてる住人がいる場合は要注意です。

共有部が汚い

共有部分が汚れていると、ゴキブリが餌を見つけやすくなります。特にゴミ置き場や共用キッチンなどは、ゴキブリが出やすい場所です。

窓の近くに木や電柱がある

窓の近くに木や電柱があると、3階以上でもゴキブリが侵入しやすくなります。特に夜間に窓を開けていると、光に引き寄せられてゴキブリが侵入する可能性があります。

アパートの近くに森林や公園がある

アパートの近くに森林や公園があると、ゴキブリの生息地が近くなります。特に夏場はゴキブリが活動的になり、アパートに侵入する可能性が高まります。

アパートの近くに飲食店やコンビニがある

アパートの近くに飲食店やコンビニがあると、ゴキブリが餌を見つけやすくなります。特に飲食店のゴミやコンビニの廃棄食品などは、ゴキブリが集まる大きな要因となります。

1階がコンビニになってるアパートやマンションもあります。あれは便利ですけど、ゴキブリが苦手な人は避けた方がいいでしょう。

 

引っ越しのすすめ

ゴキブリが頻繁に出るアパートに住んでいる場合、引っ越しを検討することも一つの解決策です。以下に、ゴキブリが出にくいアパートの見極め方と、入居時にやっておくべきゴキブリ対策をご紹介します。

 

ゴキブリが出ないアパートの見極め方

ゴキブリが出にくいアパートを見つけるためには、以下のポイントをチェックすることが重要です。

木造・鉄骨・鉄筋コンクリート

建物の構造によってもゴキブリの出やすさは変わります。木造はゴキブリが隠れやすいですが、鉄骨や鉄筋コンクリートは隙間が少なく、ゴキブリが出にくい構造となっています。

内見時の部屋のチェックポイント

部屋を内見する際には、ゴキブリのフンや死骸、ゴキブリが好む場所(キッチンやバスルームなど)の清潔さをチェックしましょう。

ゴキブリが大量に繁殖している場合は、ホコリと油が混じったような独特な臭いがするので、これも一つの判断基準になります。

あと、水回りの配管を通す穴に隙間がないか、網戸にした時に隙間がないかもよく確認しましょう。

管理状況の見極め方

管理会社や大家の対応も重要です。定期的な清掃や害虫駆除が行われているか、また、トラブルが発生した際の対応は迅速かどうかを確認しましょう。

住人の清潔度の見極め方

共有部分の清潔さやゴミの管理状況などから、住人の清潔度を見極めることができます。

共有部分の清潔さは、ゴキブリが出やすいかどうかの重要な指標です。特にゴミ置き場はゴキブリが集まりやすい場所なので、その管理状況を確認しましょう。

 

アパートの入居時にやっておくべきゴキブリ対策

アパートに入居する際には、ゴキブリ対策を事前に行うことが重要です。まず、部屋の隅々まで掃除を行い、ゴキブリが隠れる場所をなくしましょう。また、ゴキブリの侵入を防ぐために、窓やドアの隙間に防虫ネットを設置すると良いでしょう。さらに、ゴキブリが嫌うハーブの香り(例えば、ユーカリやミント)を部屋にまき、ゴキブリを寄せ付けない環境を作ることも効果的です。

 

よくある質問

アパートでゴキブリが出やすい階や部屋は?

ゴキブリは暗くて湿度の高い場所を好むため、一階や地下の部屋、またはバスルームやキッチンなどの湿度が高い部屋で出やすいです。

ゴキブリはアパートの何階まで侵入できる?

ゴキブリは優れた登攀能力を持っているため、高層の階にも侵入することが可能です。しかし、一般的には低層の階の方がゴキブリが出やすいとされています。

入居してすぐゴキブリが出たらクレーム入れてもいい?

入居してすぐにゴキブリが出た場合、それは前の住人や管理会社の清掃不足が原因である可能性があります。その場合、管理会社や大家にクレームを入れることは適切です。

賃貸でゴキブリが出たら大家や管理会社に害虫駆除業者を呼んでもらえる?

一般的に、賃貸物件でゴキブリが出た場合、その駆除は入居者の責任とされています。しかし、入居直後や大量発生した場合などは、大家や管理会社に相談することが推奨されています。